Siri AIでできること5つ|従来との違いと使える時期

Siri AIでできること

「Siri AI」という言葉をニュースで見かけて、結局なにが変わるのか気になっていませんか。2026年6月のWWDCで、Appleは大きく進化した新しいSiri「Siri AI」を発表しました。これまで「あまり賢くない」と言われがちだったSiriが、会話の流れをくみ取り、アプリをまたいで操作してくれる存在へと変わります。

この記事では、Siri AIで具体的にできることを5つに整理し、従来のSiriとの違い、使える時期や対応機種、日本語対応の見通しまでをわかりやすくまとめます。

スマホとAIアシスタントをイメージしたフラットなインフォグラフィック
目次

Siri AIとは?WWDC 2026で発表された新しいSiri

Siri AIは、Appleが2026年6月のWWDC(世界開発者会議)で発表した、刷新版のSiriです。従来の音声アシスタントから、より自然に会話ができ、利用者の状況を理解して動く「AIアシスタント」へと位置づけが変わりました。

これまでのSiriとの位置づけの違い

これまでのSiriは、天気やアラーム、簡単な検索といった「単発の指示」をこなすのが得意でした。一方でSiri AIは、過去のやり取りや画面の内容といった文脈をふまえて、もう一歩踏み込んだ手助けをしてくれます。

たとえば「この前もらったメールに書いてあった予約番号は?」のように、あいまいな言い方でも意図をくみ取ろうとするのが大きな違いです。

基盤にGoogleのGeminiを採用

新しいSiri AIは、GoogleのAIモデル「Gemini」を基盤に取り入れていると報じられています。これにより、会話の自然さや知識の幅が広がりました。

これまでは複雑な質問を外部のAI(ChatGPTなど)に受け渡す仕組みもありましたが、Siri AIではその受け渡しをやめ、Siri自身がまとめて答える形に変わるとされています。

「Siriに話しかけても期待外れだった」という印象が、ここで一新されそうですね。

Siri AIでできること【主な5つ】

Siri AIでできることは多岐にわたりますが、Apple公式や各メディアの発表から、特に注目されているのは次の5つです。生活の中で「これは便利」と感じやすい機能を中心に紹介します。

(1) 過去のメール・写真・会話から情報を探す

Siri AIは、自分のiPhoneの中にある情報を横断して探し出せます。たとえば友だちがメッセージで送ってくれた店の名前や、古いメールに埋もれたホテルの予約番号、少し前の旅行で撮った写真などを、会話で頼むだけで引き出せるとされています。

「あの情報どこだっけ」と探し回る手間を、ぐっと減らしてくれる機能です。

(2) アプリをまたいだ操作を会話だけで完結

複数のアプリをまたいだ作業を、Siriへの指示だけで進められるのも大きな進化です。メールを一から作成したり、写真を編集してそのまま共有したりと、これまで手作業で切り替えていた操作をまとめて頼めます。

(3) 画面やカメラに映ったものを理解する

Siri AIは、いま画面に表示されている内容について質問に答えられます。さらにカメラを通して目の前のものを認識し、それが何かを教えてくれたり、関連する操作を提案してくれたりします。

カメラに映したものの情報をその場で調べられるため、買い物中や外出先でも役立ちそうです。

(4) 文章の作成・編集をサポート

文章を一から作る、あるいは既存の文章を整えるといったライティング支援もできます。「もう少していねいな言い回しにして」といった自然な言葉での指示に応じて、文章のトーンを調整してくれます。

(5) より自然で会話が続く対話

会話のキャッチボールが続きやすくなった点も見逃せません。一度の指示で終わらず、前のやり取りをふまえて追加の質問や依頼ができるため、人と話すような感覚に近づいています。

Siri AIでできることの要点
  • 端末内のメール・写真・会話から情報を探す
  • アプリをまたいだ操作を会話だけで実行
  • 画面やカメラに映ったものを理解して答える
  • 文章の作成・編集をサポート
  • 文脈をふまえた自然な会話

従来のSiriと何が変わる?比較でわかる進化ポイント

結論から言うと、Siri AIは「単発の指示係」から「文脈を理解する相棒」へと進化します。具体的にどこが変わるのか、従来のSiriと並べて整理しました。

項目 従来のSiri Siri AI
得意なこと 天気・アラームなど単発の指示 文脈をふまえた複合的な手助け
アプリ操作 基本は1つのアプリ内で完結 複数アプリをまたいで実行
画面・カメラの理解 限定的 画面やカメラの内容を認識して回答
会話の自然さ 一問一答が中心 やり取りが続く会話型
外部AIへの受け渡し 複雑な質問は外部AIに連携 Siri自身がまとめて回答

Siri AI最大の進化は「文脈を理解して、アプリをまたいで動いてくれる」点です。日常の小さな手間を肩代わりしてくれる存在になります。

Siri AIはいつ・どの機種で使える?

気になるのは「自分のiPhoneで、いつから使えるのか」という点でしょう。現時点で公表されている時期・対応機種・日本語対応の見通しを整理します。

リリース時期(ベータは2026年9月〜・まず英語から)

Siri AIは、まず2026年9月にベータ版として提供が始まる見込みです。最初は英語での提供となり、その後ほかの言語へ順次対応を広げていくと発表されています。

新しいOS(iOS 27など)自体は、開発者向けには発表当日から、一般ユーザー向けには2026年秋に提供される予定です。

「発表=すぐ全部使える」ではなく、段階的に広がっていくイメージですね。

対応OS・対応機種(iOS 27/新しめのiPhoneが必要)

Siri AIを含むApple Intelligenceの機能を使うには、対応OSであるiOS 27に加えて、比較的新しいiPhoneが必要とされています。OS自体はiPhone 11あたりまで幅広く対応する一方で、AI機能はiPhone 17 Proなどの新しめのモデルが求められる見通しです。

自分の端末が対象かどうかは、実際の提供開始時にAppleの公式情報で確認するのが確実です。

いつ・どこで使える?早見メモ
  • ベータ提供:2026年9月〜(まず英語)
  • 対応OS:iOS 27(一般提供は2026年秋)
  • AI機能の対応機種:新しめのiPhone(iPhone 17 Proなど)
  • 提供エリア:EUは当面対象外の見込み

日本語対応とEUでの提供状況

日本語については、ベータは英語から始まり、その後に対応言語が広がる流れのため、提供開始のタイミングは順次となる見込みです。Apple Intelligenceの基本機能はすでに日本語に対応してきた経緯があり、Siri AIも段階的に日本語へ広がると考えられます。

なお、EU(欧州連合)では規制(デジタル市場法/DMA)との関係から、iOS 27の提供当初はSiri AIが利用できない見通しと報じられています。日本での具体的な提供時期は、今後のAppleの公式発表を待つ必要があります。

Siri AIを使うときの注意点・気になる疑問

Siri AIは追加料金がかかりますか?

現時点で、Siri AIそのものに月額料金が必要という発表はありません。対応するiPhoneとOSがあれば使える機能として案内されています。最終的な条件は提供開始時の公式情報をご確認ください。

今持っているiPhoneでも使えますか?

OS(iOS 27)は幅広い機種に対応しますが、Siri AIを含むAI機能は新しめのiPhoneが必要とされています。手持ちの機種が対象かは、提供開始時にAppleの対応機種一覧で確認しましょう。

日本語ではいつから使えますか?

ベータは英語から始まり、その後ほかの言語へ広がる予定です。日本語の正確な開始時期は公表され次第の確認が確実です。

これまでのSiriは使えなくなりますか?

Siri AIはSiriの進化版という位置づけです。対応する環境では新しい機能が加わる形になり、基本的な音声操作が使えなくなるわけではありません。

まとめ:Siri AIでiPhoneの使い方はこう変わる

Siri AIは、これまでの「単発の指示係」から、文脈を理解してアプリをまたいで動く「相棒」へと進化したSiriです。端末内の情報を探す、アプリ横断で操作する、画面やカメラの内容を理解する、文章作成を手伝う、自然に会話を続ける——この5つが大きな見どころになります。

提供はベータが2026年9月から(まず英語)、対応OSはiOS 27で、AI機能には新しめのiPhoneが必要です。日本語対応や日本での提供時期は、今後のAppleの公式発表で確認していきましょう。

新しいSiri AIが手元で使えるようになる日に向けて、今のうちに「何ができるのか」をつかんでおくと、使い始めがスムーズになります。

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