朝いちばんの会議に入れない、チャットが送れない。そんなときに真っ先に知りたいのは「自分の環境の問題なのか、Teams側の障害なのか」ではないでしょうか。
この記事では、Teams障害が起きているかを確認する方法と、復旧を待つ間にできる対処法を整理しました。2026年7月に実際に起きた障害の内容もあわせて紹介します。
まず確認すべきはMicrosoft公式のサービス状況です。障害が公表されている場合、利用者側でできることはほぼありません。会議の代替手段の連絡に切り替えるのが最短です。
Teams障害が起きているか確認する3つの方法
Teamsが動かないとき、原因は大きく分けて3つあります。Microsoft側の障害、自分の回線や端末の問題、そして社内ネットワークの設定変更です。まずはMicrosoft側かどうかを切り分けます。
Microsoft 365のサービス正常性を確認する
もっとも確実なのは、Microsoftが公表しているサービス状況を見ることです。障害が認識されている場合は、影響を受けているサービス名と対応状況が掲載されます。
会社でMicrosoft 365を使っている場合、管理者は「Microsoft 365 管理センター」の「正常性」からサービス正常性を確認できます。一般の利用者は管理センターに入れないため、次に紹介する方法を使います。
X(旧Twitter)で公式アカウントと利用者の投稿を見る
Microsoft 365の障害情報は、公式アカウント「@MSFT365Status」で英語で発信されます。障害の認識から復旧までの経過が時系列で投稿されるため、状況の変化を追いやすいのが利点です。
あわせて「Teams 障害」で検索すると、同じ症状の投稿が並んでいるかどうかが分かります。同時刻に多数の報告があれば、自分だけの問題ではない可能性が高いと判断できます。
Downdetectorで報告数の推移を見る
Downdetector(ダウンディテクター)は、利用者からの不具合報告数をグラフで表示するサービスです。グラフが急上昇していれば、広範囲で障害が起きているサインになります。

公式発表が出るまでには時間差があるので、まずはSNSと報告数で当たりをつけるのが早いですね。


2026年7月に起きたMicrosoft 365の障害
直近では、2026年7月にMicrosoft 365で障害が発生しています。以下は2026年7月24日時点で公表・報告されている内容です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 発生時刻 | 2026年7月23日 午前10時44分(米国東部時間)/日本時間で同日23時44分ごろ |
| 影響サービス | Teams、SharePoint Online、OneDrive、Microsoft 365 管理センター、Power Automate、Copilot Chat、Loop |
| 主な症状 | チャット機能の低下、画像が読み込めない、SharePointでエラー表示 |
| インシデント番号 | MO1437424(Azure側の追跡IDはZJV6-SGG) |
| 対応 | Microsoftが通信経路の切り替えによる緩和策を実施 |
また日本国内では、2026年7月24日の午前中に「会議に入れない」「音が途切れる」といった報告がSNSで広がりました。朝の定例会議が中止になったという投稿も見られます。
自分の環境が原因かを切り分ける手順
公式発表がまだ出ていない段階では、自分側の問題を先に潰しておくと判断が早くなります。上から順に試してください。
ブラウザで別のサイトを開いてみます。どこにもつながらない場合は、Teamsではなく回線側の問題です。
アプリを完全に終了して起動し直します。ブラウザ版では入れる場合、アプリ側のキャッシュや更新が原因のことがあります。
スマートフォンのテザリングなど、社内ネットワーク以外の回線から接続します。これでつながるなら、社内側の設定や機器が原因です。
ここまで試してもつながらない場合は、Microsoft側の障害の可能性が高い状態です。前章の3つの方法で確認します。
会議に参加できないときの代替手段
Teamsが使えないと分かったら、次は連絡手段の確保です。障害の範囲によって使えるものが変わるため、複数の選択肢を持っておくと動きやすくなります。
- 電話やSMSで直接連絡する(クラウド障害の影響を受けにくい)
- ZoomやGoogle Meetなど別の会議ツールに切り替える
- スマートフォンのTeamsアプリから接続を試す
- 会議の延期や資料の共有で代替し、後日あらためて実施する
- Teams側の障害で参加できない状況であること
- 代替手段(電話番号や別ツールのURL)
- 復旧しない場合の判断時刻(例:10時15分までに復旧しなければ延期)



「いつまで待つか」を先に決めておくと、参加者が予定を組み直しやすくなります。


障害に備えて普段からできること
クラウドサービスの障害は利用者側では防げません。そのぶん、起きたときに慌てない準備が効いてきます。
おすすめは、連絡手段を2系統持っておくことです。社内の連絡がTeamsに一本化されていると、障害時に全員が同時に連絡できなくなります。電話番号の一覧や、別ツールのグループを用意しておくと安心です。
重要な会議ほど、代替の会議URLと連絡先を事前に共有しておきましょう。障害が起きてから代替手段を探すと、それだけで15分が過ぎます。
回線そのものが疑わしいときの確認手順は、こちらの記事で詳しく紹介しています。


決済サービスの障害に備える考え方も、基本の流れは同じです。


Teams障害についてよくある質問
- Teams障害かどうかはどこで確認できますか?
-
管理者はMicrosoft 365 管理センターの「正常性」から確認できます。一般の利用者は、X(旧Twitter)の公式アカウント「@MSFT365Status」やDowndetectorの報告数が目安になります。
- 自分だけ入れない場合は何が原因ですか?
-
端末やアプリ、社内ネットワークの可能性があります。Teamsの再起動、ブラウザ版での接続、別回線での接続の順に試すと切り分けられます。
- 復旧までどのくらいかかりますか?
-
障害の内容によって異なり、事前に時間を知る方法はありません。Microsoftの発表では緩和策の実施状況が随時更新されるため、そこで経過を確認します。
- スマートフォンのアプリなら使えますか?
-
障害の範囲によります。パソコンのアプリだけ不調な場合はスマートフォンから入れることがあるため、試す価値はあります。
- 障害中に送ったメッセージはどうなりますか?
-
送信できずにエラーとなる場合と、復旧後にまとめて届く場合があります。重要な連絡は別の手段でも伝えておくと確実です。
まとめ
Teamsが動かないときは、まずMicrosoft側の障害かどうかを切り分けます。公式のサービス正常性、X(旧Twitter)の公式アカウント、Downdetectorの3つを見れば、数分で見当がつきます。
2026年7月23日にはTeamsやSharePointを含むMicrosoft 365の障害が発生し、翌24日の朝には国内でも会議に入れないという報告が広がりました。クラウドサービスである以上、同じことは今後も起こり得ます。
障害時に大事なのは、原因究明よりも連絡の切り替えです。電話や別ツールという第2の手段を、平常時のうちに決めておきましょう。

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