スマートフォン決済が広く普及したことで、オンラインショッピングの利便性は以前にも増して高まっています。メルカリ利用者の多くは、得られた売上金をメルペイ残高として保持し、そのままメルカリ上で使うケースが一般的です。しかし本当にそれがベストな使い方なのでしょうか。
実際、Amazonやヤフーショッピング、ラクマなど、メルカリ以外のECサイトでも魅力的なアイテムを発見することが少なくありません。そんなとき「メルペイでは支払いができない」という不便さを感じたことはありませんか? そこで本記事では、メルカリの売上金を他社の決済サービスに活用する方法や、メルペイのポテンシャルを最大限に引き出すためのコツを詳しくお伝えします。
メルカリ売上金からPayPayへ送金する流れ――知って得する裏技
結論から言うと、最も着実に変換する手段は「メルペイの売上金をいったん銀行口座に振り込み、それをPayPayにチャージする」というステップになります。一見まわり道のように思えますが、現行ではこのルートが最も確実な方法です。
1. メルペイでの振込申請手順
まずはメルペイから銀行口座への振込申請を行いましょう。以下の手順を参考に、正確に進めてください。
手順 | 内容 |
---|---|
ステップ1 | メルペイアプリを開き、画面下部の「振込申請」をタップ |
ステップ2 | 振込先の銀行口座情報をミスのないよう入力し、「次へ」を選択 |
ステップ3 | 入力内容をよく確認し、「はい」をタップ |
ステップ4 | 「振込申請金額」欄に、手数料200円を考慮した希望額を入力 |
ステップ5 | 「お急ぎ振込」の選択(メルペイ残高を利用する場合、ゆうちょ銀行以外なら不要) |
ステップ6 | 「通常振込」または「お急ぎ振込(追加手数料200円)」のどちらかを選択 |
ステップ7 | 最終確認画面をチェックして、「振込申請をする」で完了 |
ここで覚えておきたいのは、「お急ぎ振込」を選択すると、通常の振込手数料200円にプラスして200円が必要なこと。合計で400円かかる点は意外に見落とされがちです。
また、通常振込を選択した際の着金日程は「ゆうちょ銀行」とそれ以外の銀行で異なるので、最新のスケジュールはメルペイ公式サイトで必ずチェックしてください。
2. PayPayへのチャージ手順
メルペイからの銀行振込が完了したら、次はPayPayへのチャージを行いましょう。具体的な流れは以下のとおりです。
- PayPayアプリを起動し、ホーム画面の「チャージ」をタップ
- 「チャージ方法」から銀行口座を選択
- 希望額を入力
- 「チャージする」をタップして完了
PayPayへのチャージでは振込手数料はかかりません。ただし、PayPayアプリ上での本人確認や銀行口座登録を事前に済ませる必要があります。
メルペイ残高を有効活用するための戦略
メルペイで銀行振込を行う場合、振込額にかかわらず手数料は一律200円です。この特徴を考慮して、よりおトクに使う方法をご紹介します。
例えば30,200円を出金する際、実際に口座へ入るのは手数料を差し引いた30,000円となります。この3万円を楽天カードや楽天ペイで使った場合、1%の還元率で300ポイントが得られます。手数料200円分を差し引くと、100ポイントほどの得が生まれる計算です。さらに5万円クラスの出金では、500ポイント-200円で300ポイント分のメリットが得られます。
また、売上金やポイントには有効期限が設けられていますが、メルペイ残高に変換しておけば期限をあまり気にせず使いまわせます。本人確認と銀行口座登録を完了しておけば、売上金が自動的にメルペイ残高へ移る仕組みも整っているので、まだの方は早めの設定をおすすめします。
メルペイ加盟店の増加
近年、メルペイ決済が使える店舗は急速に増えてきました。コンビニのほか、イオン、イトーヨーカドー、ドラモリ、マツキヨ、ビックカメラ、ブックオフなど、多くの実店舗で対応しているため、売上金をわざわざ現金化しなくてもダイレクトに使えるシーンが豊富です。こうしたお店で支払えば、振込手数料も必要ないので非常に合理的です。
メルペイとPayPayが直接連携できない背景
両サービスが直接連携しないのは、企業間の競合関係が大きく影響しています。メルペイはNTTドコモと手を組み、iD決済(ドコモの登録商標)を展開。一方、PayPayはソフトバンク系列のモバイル決済です。通信業界のライバル同士ということもあって、現在のところ、両社が直接連携に踏み切る可能性は低いと言えます。
最も効率的な使い方のまとめ
これまでに紹介してきたポイントを踏まえると、以下の使い分けが最も効率的です。
- メルカリの取引はメルペイ決済で完結する
- ヤフオクやPayPayフリマはPayPayで支払う
- それぞれのプラットフォームに最適な決済方法を選ぶ
手数料200円をかけて現金化するよりも、メルペイ加盟店で支払いをする方が明らかにおトクです。ただし、高額の決済になる場合はポイント還元を考慮して、銀行振込を通した利用方法も検討してみましょう。さらに、最近は本人確認と銀行口座の登録を行うことで、売上金が自動的にメルペイ残高へ移行される機能も導入されています。まだ設定していない方は、早めに手続きを済ませてみてください。より柔軟で快適な資金活用が期待できます。
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