レモングラスの驚くべき効能と活用法：便秘解消からリフレッシュまで！

料理のスパイスやハーブティーとして使用される“ハーブ”は、家庭菜園でも手軽に育てられるため人気があります。

ハーブは約1万種以上存在し、その効能に応じて調味料、薬用、芳香剤として利用されています。

レモングラスの特徴と含まれる栄養素を詳しく解説！
レモングラスに期待できる4つの主な効能とは？
レモングラスの摂取方法とおすすめの活用法をご紹介！

レモングラスとは？

東南アジアで一般的な「レモングラス」は、タイ料理の“トムヤムクン”や本格カレーのスパイスとしてよく使用されます。

どんなハーブ？

レモングラスは、ニラやススキのような細長い葉が真っ直ぐに伸びた見た目です。

レモングラスには2種類があり、それぞれ特性が異なります。

西インド種(C.citratus): 甘いレモンのような強い香り、白い茎、多く収穫される一般的な種類
東インド種(C.flexuosus): 解熱作用や感染症治療に効果があるとされる赤茶色の茎

食用としては、西インド種のC.citratusが一般的に使用されます。

特徴は？

レモングラスの最大の特徴はレモンのような香りです。レモングラスは、

ショウガのようなスパイシーな香り
レモンのような爽やかな香り

を持ち、東南アジアを中心に

料理の香り付け
クッキーやケーキなどの菓子
お茶
虫除け

として利用されています。

含まれる栄養

レモングラスには主に

シトラール(レモンの香味成分)
カリウム
カルシウム
マグネシウム
鉄分
葉酸
ビタミンB1
ビタミンB2
ビタミンC

などの栄養素が含まれ、さまざまな健康効果が期待されています。

レモングラスで便秘が解消？その効能を紹介

ここでは、レモングラスを摂取することで期待できる健康効果を4つ紹介します。

便秘解消効果

レモングラスには

腸の蠕動運動を促進する作用
消化を助ける作用
脂肪分解を促進する作用

があり、便秘解消に効果があるとされています。

胃腸の調子を整える

レモングラスには

消化促進作用
食べ過ぎによる胃もたれや胸焼けの改善効果
抗菌・抗ウイルス作用

があり、胃腸の調子を整える効果が期待されています。

風邪予防効果

レモングラスには

軽い発熱時の発汗促進効果
抗菌・殺菌作用
鎮痛・抗炎症作用

があり、風邪の予防や症状の改善に効果があるとされています。

リフレッシュ効果

レモングラスには

副交感神経をサポートし、精神を落ち着かせる作用
アドレナリンの分泌を促進する作用
集中力を高め、心を落ち着かせる効果

があり、リフレッシュ効果が期待されています。

レモングラスの取り入れ方とは？

ここでは多彩な効能を持つ“レモングラス”のおすすめの活用方法をご紹介します。

レモングラスティー

レモングラスティーは他のハーブとブレンドして、ホットでもアイスでも美味しく楽しめます。

以下がレモングラスティーの作り方です。

お湯を沸かします。
ティーポットにレモングラスと、お好みでミントやタイムなどを入れ、お湯を注ぎます。
蓋をして約2分蒸らしたら完成です。

アロマで取り入れる

レモングラスの葉を蒸留して作られるレモングラスのアロマオイル（精油）には、次のような効果が期待されています。

ストレス解消
集中力向上
認知症予防
虫除け効果
消臭効果
感染症予防
水虫や足の臭い防止
筋肉痛の緩和
肩こりや冷え性の緩和

使用時には、敏感肌の方は皮膚に刺激を与える場合があるので注意してください。

カレーに入れる

レモングラスを使ったカレーは、一気に本格的な東南アジア料理に変わります。

以下はレモングラスを使ったグリーンカレーの作り方です。

青唐辛子はヘタを切り落とし、カー、玉ねぎ、パクチーの根、レモングラス、にんにくを粗く刻みます。
これらの材料とコブカミンの葉、バジル、イカの塩辛、砂糖、塩、コリアンダーパウダー、クミンパウダー、ターメリック、水をフードプロセッサーで攪拌し、グリーンカレーペーストを作ります。
赤パプリカ、茄子、鶏肉を一口大に切ります。
フライパンにココナッツミルクを入れ、中火で煮立たせ、鶏肉を加えて蓋をし、弱火で3分煮込みます。次にグリーンペーストを加え、全体が馴染むまで混ぜます。
ナンプラー、赤パプリカ、茄子を加え、茄子が柔らかくなるまで蓋をして弱火で10分煮ます。
ジャスミンライスを盛った皿にカレーを盛り付けて完成です。