毎月恒例となっている保育園や幼稚園のお誕生日会。子どもたちにとっては待ちに待った特別な時間ですが、保育士さんからすれば、毎月の企画で「ネタが尽きてしまう…」と悩むこともあるのではないでしょうか。
ここでは、7月のお誕生日会にぴったりなゲームや出し物、そして季節感を活かした演出方法を詳しくご紹介します。七夕や夏の要素を取り入れて、誕生児だけでなく参加する子どもたちも思わず笑顔になるような、特別で楽しいひとときを作り出してみましょう。
また、高齢者施設や障害者施設でのレクリエーションにも応用可能なヒントばかりです。
お誕生日会の基本構成を押さえよう
まずは、保育園のお誕生日会の代表的な流れを確認してみましょう。
多くの場合、以下のような要素が含まれています。
要素 | 内容の例 |
---|---|
誕生児の入場 | 特別な曲や拍手でお迎え |
インタビュー | 好きな食べ物や将来の夢を質問 |
ロウソク消し | ケーキやイミテーションを用意 |
歌・ダンス | みんなで一緒に楽しむ合奏など |
先生の余興 | パペットショー、マジックなど |
特にロウソクを吹き消す場面は、子どもたちにとって一番の見せ場。これらの基本的な流れを取り入れながら、7月らしいアレンジを加えていくと一層盛り上がります。
子どもたちが夢中になる!7月お誕生日会の出し物アイデア
1. 誕生児が主役のパーソナルクイズ
クイズ形式の出し物は、子どもたちの参加意欲をぐんと高めます。特におすすめなのが、誕生児に関係した質問を盛り込むことです。
クイズ例として、
- 「○○くんが好きな果物はどっち? りんごか、みかんか?」
- 「○○ちゃんの好きな遊びは何でしょう?」
- 「○○くんの将来の夢は何かな?」
あらかじめ保護者に確認しておけば、誕生児も「自分のことをみんなが考えてくれている!」と感じられて嬉しいもの。自然に誕生児が注目を浴びる展開にできます。
2. 簡単マジック!驚きのカードシアター
画用紙を使ったカードシアターは、準備が比較的楽なのに子どもたちの反応がとても良いアイデアです。動画を参考にして、最終的に「お誕生日ケーキ」が登場するよう工夫すれば、お祝いムードを一気に高められます。
必要な材料は画用紙、カラーペン、ハサミ、のり程度なので、保育士さんの負担が少ないのも魅力。子どもたちにとっては「どうしてこうなるの?」という不思議な体験として記憶に残るでしょう。
3. みんなで作ろう!お誕生日ケーキ体験
子どもたちは料理体験が大好き。年齢や発達段階に応じて役割分担をすると、より充実した活動になります。
- 年少児:トッピングを乗せる、デコレーションを手伝う
- 年中児:材料を混ぜたり、形を整えたり
- 年長児:計量や生地作りの一部を担当
もちろんアレルギー対応や安全管理は必須ですが、「自分たちで作ったケーキ」という特別感は格別です。うまく行けば、そのままおやつの時間に味わえるというお楽しみもあります。
4. 七夕とお誕生日をコラボさせよう
7月といえば、やはり七夕。お誕生日会に七夕の要素を組み合わせると、季節感を存分に味わえます。
- 誕生児の願い事を特別な短冊に書いてもらう
- 織姫と彦星のミニ劇を披露する
- 七夕の歌やダンスをみんなで楽しむ
- 笹飾りに誕生児の写真や名前を特別にあしらう
日本の伝統行事とお誕生日会をセットにすると、自然に文化を学ぶきっかけにもなるのが魅力です。
5. 早めの夏祭り気分!ミニお神輿パレード
動画では「七夕ねぷた祭り」の様子が紹介されていますが、園内でコンパクトな夏祭りを企画するのもおすすめ。段ボールでお神輿を作って、誕生児を主役にお祭りごっこをするだけでも、子どもたちは大興奮です。
- 簡易お神輿を作って、園庭やホールをパレード
- 「わっしょい、わっしょい」の掛け声で盛り上げる
- 浴衣や甚平があればさらに祭りの雰囲気アップ
このアイデアは8月のお誕生日会にも応用できます。子どもたちが「お祭りって楽しい!」と思える機会にもなります。
6. キラキラ素材で作る七夕飾り
工作を取り入れるのも効果的。いつもの七夕の短冊をキラキラの折り紙やラメ入りのペンなどで飾り付ければ、特別感が一気に高まります。
- 短冊をあらかじめ用意し、願いごとをお誕生日会で書く
- 願いごとまで書いた短冊を準備しておき、お誕生日会で笹につるす
誕生児には特別な色や模様の短冊を使うなど、ひと工夫するのもおすすめです。
7. 子どもたちによる合奏や歌の発表
出し物は保育士だけが準備しなくてもOK。子どもたちが練習してきた歌や合奏を披露する場にするのも良いでしょう。
- 日々の練習の成果をお披露目するためのステージに
- 誕生児を指揮者役にしてみる
- タンバリンや鈴など簡単な楽器を使う
「本番で披露する」という目標があることで、子どもたちは練習への意欲もぐんと高まります。成功体験が自信にもつながるのでおすすめです。
7月にぴったり!季節を感じる歌と手遊び
1. 星空をイメージ「きらきらぼし」
七夕のシーズンによく合う「きらきら星」は、1~2歳児でも簡単に歌える曲。年齢ごとに振り付けやダンスを加えると、もっと楽しめます。
背景に星や天の川をイメージさせる飾りを付けると、雰囲気がさらにアップ。小さな合奏をプラスして「プチコンサート」にするのも素敵です。
2. 日本の伝統「たなばた」の歌と手遊び
7月のお誕生日会で欠かせないのが、七夕に関連した歌です。動画で紹介されている手遊びとセットにすれば、覚えやすくて楽しい時間を作れます。
- 手遊び「たなばた」で体をほぐす
- 「たなばたさま」をみんなで歌う
- 年長児には歌詞の意味や由来を簡単に紹介
こうした活動を通して、日本の季節行事を自然に学ぶきっかけにもできます。
3. 夏にぴったり「ガリガリかき氷」手遊び
暑い7月ならではの「かき氷」をテーマにした手遊びは、子どもたちの大好きなアイスを連想させるため大盛り上がり。リズミカルに体を動かして遊ぶため、アイスブレイクにも活用できます。
シロップをいろいろ想像しながら「何味にしようかな?」と考えるだけでも盛り上がります。最後に舌を出す仕草も子どもたちにとっては大ウケポイントです。
4. 夏の風物詩「シャボン玉」の歌
「シャボン玉」は夏の遊びのイメージと結びついて、子どもたちもすぐに馴染みやすい曲。実際にシャボン玉を飛ばしながら歌うと、五感を使った楽しい時間を演出できます。
空をイメージした水色の布などを背景に使うと、一層雰囲気が増しておすすめです。
5. 元気いっぱい!「まじめ忍者」ダンス
思いきり体を動かすダンスも、お誕生日会で取り入れたいプログラムのひとつ。忍者になりきって大きく動くので、子どもたちのテンションは最高潮になります。
- 忍者の衣装や頭巾などを付ければ楽しさ倍増
- 年長児は振り付けを覚えやすいので、披露するチャンスを作る
- 年少児は簡単な動きだけ参加してもOK
みんなで達成感を味わったあとは、落ち着いた活動にスムーズに移行できるのもうれしいポイントです。
お誕生日会を成功させるためのポイント
- 誕生児を目立たせる工夫: 席を特別にする、冠やバッジを用意する、インタビューをしっかり行うなどで、主役感をしっかり演出。
- 季節感を大事にする: 七夕や初夏の雰囲気を取り入れ、室内の装飾や音楽も涼しげに。
- 年齢に合った内容づくり: 0~2歳は短くシンプルに、3~4歳は参加型の工夫、5~6歳には少し難しい内容もOK。
- 記録をしっかり残す: 写真や動画で後日保護者に共有するほか、次回以降の企画の参考にも。
まとめ:特別な思い出を作る7月のお誕生日会
7月のお誕生日会は、日本の伝統行事である七夕と組み合わせることで、子どもたちにとってさらに思い出深いイベントになります。誕生児が主役になり、周りの友達がそれを祝う体験は、仲間を思いやる気持ちや自己肯定感を育む大切な機会でもあります。
多忙な保育士さんにとって準備は負担かもしれませんが、ほんの少しの工夫で子どもたちの大きな笑顔が見られます。この記事のアイデアが、みなさんの園で素敵なお誕生日会を実現する手助けとなれば幸いです。季節感と仲間とのつながりを感じられる7月のお誕生日会を、ぜひ楽しんでくださいね。
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