小学生低学年必見!読書感想文の書き方完全ガイド

夏休みの宿題として取り組むことが多い読書感想文ですが、「どの本を選べばいいのか」「どこから書き始めればいいのか」など、悩む小学生は少なくありません。また、お子さんにアドバイスしたい保護者の方でも、どのように伝えれば効果的か迷うことがあるかもしれません。

そこで本記事では、低学年の子どもたちが読書感想文を書く際に役立つポイントを、具体的な例を用いてご紹介します。読書感想文は、基本的な5つの要素を踏まえるだけで、ぐっと分かりやすい文章に仕上がります。先生に褒められる感想文を目指して、ぜひ参考にしてみてください。

目次

読書感想文の基本構成:低学年向け5つの重要ポイント

読書感想文を書くときは、まず以下の5つの要素を順番に整理してみましょう。こうすることで、筋道の通った文章に仕上げやすくなります。

本との出会い

なぜその本を読もうと思ったのかを考えましょう。友だちにおすすめされた、表紙が気になった、図書館でたまたま見つけたなど、どんな理由でもかまいません。自分の気持ちを素直に書くことで、興味を引く導入部分になります。

あらすじの紹介

本の内容を簡潔にまとめる部分です。ただし、物語の全てを説明しようとせず、重要な部分だけを選んで簡潔に伝えましょう。長すぎる説明は、読む人の関心を失わせてしまうので注意が必要です。

心に残った場面

物語の中で特に印象に残った場面を選び、その理由とともに書きましょう。「なぜ心に残ったのか?」を説明すると、より深みのある感想文になります。読書中に気になった場面に付箋を貼っておくと、後で思い出しやすくなります。

自分の経験や考え

物語の出来事を、自分の体験や考えと結びつけてみましょう。同じような経験をしたことがある場合は、それを具体的に書くと良いでしょう。また、「自分が登場人物の立場だったらどうするか?」と考えて書くことで、より深い感想文になります。

学んだことと応用

読書を通じて得た学びを、これからの生活にどう活かすかを考えて書きましょう。「面白かった」「感動した」という感想だけでなく、「どこが良かったのか」「どのように活かせるのか」を具体的に書くと、読書の価値がより伝わる感想文になります。

小学校低学年向け読書感想文の具体例

ここからは、実際の読書感想文の例をご覧ください。お子さんが文章を書くときの参考にしてみてください。

(例文)本:ごんぎつね

わたしは『ごんぎつね』という本を読みました。最初にこの本を手に取った理由は、学校の図書室で先生に『とても温かい気持ちになるよ』と教えてもらったからです。

実際に読んでみると、悲しさの中にも優しさを感じるお話でした。この物語は、いたずらをしてしまったきつねの“ごん”が、ひとり暮らしをしている兵十(ひょうじゅう)におわびをしようとするストーリーです。

一番心に残ったのは、ごんが毎日くりやまつたけを兵十の家にこっそり届ける場面でした。ごんは最初、うなぎを取る悪戯をしてしまいましたが、それを悔やんで償おうとする姿がとても印象的でした。

実はわたしも、去年、友だちの大切にしていた消しゴムを間違って壊してしまい、怖くてなかなか謝れなかった経験があります。結局、勇気を出して謝ったときに友だちが「教えてくれてありがとう」と言ってくれて、少しほっとしたのを覚えています。

ごんぎつねを読んで、人に謝ることや優しくすることがいかに大事なのかを改めて感じました。これからは悪いことをしてしまったら素直に謝り、周りの人に何かしてあげたいと思ったときは、ごんのようにさりげなく行動してみようと考えています。

書き出しで困ったときの4つのヒント

「どこから書き始めればいいのかわからない」という場合は、以下のヒントを参考にしてみてください。

本のタイトルを先に書く

「わたしは『○○』という本を読みました。」という形で始めれば、迷わず文章を書き進められます。

選んだ理由を述べる

「この本を選んだきっかけは……」のように書くと、自然な流れで本文に入れます。

理由のまとめ

「だから、わたしはこの本を読もうと思いました」のように、初めのうちに理由をまとめておくとわかりやすいです。

きっかけを明確に

「なんとなく」選んだと思っていても、実は何か小さな理由があるもの。表紙がかわいかった、友だちが持っていたなど、些細なきっかけを書いてみましょう。

感想文の締めくくり方:3つのポイント

最後のまとめ部分に困るときは、以下を意識してみると書きやすくなります。

登場人物の気持ちを考える

物語の出来事に対して、「もしわたしだったらどう感じるか」「主人公はどんな思いだったか」を想像して書きましょう。

心情を読み取る

物語中に直接書かれていない登場人物の感情を考察して、「こういう気持ちだったのかもしれない」と書くと深みが増します。

これからに活かす

本から得た学びやアイデアを今後どう活かしたいかを書くと、説得力のある結びになります。

感想が浮かばないときの対処法

「何を書けばいいかわからない…」と思ったら、次の3つを試してみてください。

「なぜ」を追求する

登場人物の行動や物語の展開を見て、「どうしてだろう」と自分に問いかけてみましょう。低学年の子どもは好奇心旺盛なので、保護者の方も一緒に理由を探してみると、自然に感想が生まれます。

もう一度読んでみる

最初から全部読まなくても構いません。気になる場面や、わからなかった部分を再度読んでみるだけで、新しい発見につながることがあります。

別の本に切り替える

選んだ本が難しすぎたり、興味が持てなかったりする場合は、思い切ってほかの本に変えても大丈夫です。自分が本当に楽しめる内容なら、感想も自然と湧いてきます。

6. まとめ

読書感想文を難しく感じる子は多いですが、基本となる構成を意識しながら段階的に書いていくことで、必ず良い作品に仕上げられます。大切なのは、読んだ本に対して感じたことや考えたことを素直に表現することです。

保護者の方は、お子さんが思ったことをしっかり言葉にできるよう、質問を投げかけたり、一緒に考えたりしてサポートしてあげてください。ぜひ、この記事で紹介したポイントを活用して、お子さんだけの魅力が詰まった読書感想文を書き上げてくださいね。

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