面倒な人との付き合い方:8つのポイント

どんな集まりにも、必ず一人は厄介な人物がいます。

自分が厄介だと感じる人は、他の人も似たように感じることがよくあります。

できれば、そういった人とは積極的に関わりたくないものです。

むしろ、できるだけ関係を持ちたくないと思うのが一般的な感情です。

今回は、厄介な人物の特性と対応策についてご紹介します。

他人の話を聞かない

厄介な人物は、聞いているフリをしているだけで、実際には他人の話に耳を傾けていません。

他人が話している最中は、自分が次に何を話すかを考えています。

その結果、他人の話とは全く関係のない返答をし、会話が成立しません。

話し終えると、すぐに次の話題を考え始めます。

その間、周囲の会話にはほとんど注意を払わず、何が話されていたかも記憶していません。

そのため、その話題が再び出ると「自分は聞いていなかった」と怒り出します。

このような人が友人や同僚にいる場合は、話の内容が違う時点で「さっきの話、聞いてた?」と確認することが重要です。

自己中心的

厄介な人物は、自己中心的な傾向が非常に強いです。

いつも自分が集団の中心にいないと満足できません。

「この集団は自分がいるから成り立っている」とさえ思っています。

そのため、周囲が自分を持ち上げ、良くしてくれることが当たり前だと考えています。

しかし、周囲は厄介だと感じており、できれば集団から離れてほしいと願っています。

このような状況は、厄介な人物をさらに刺激してしまいます。

このタイプの人物には、褒めてからスルーするのが最も効果的な対応です。

他人の話に首を突っ込む

厄介な人物は、自分に関係のない話題にも首を突っ込みたがります。

「自分なら解決できる」と言いながら、割り込んできます。

しかし、提案される解決策はしばしば的外れで、同意しないと機嫌を損ねます。

複雑な話や、深刻な話、相談事は、厄介な人物がいない場所で話し合うのが最善です。

噂話を好む

厄介な人物は、噂話を好む傾向があります。

話に尾ひれをつけ、「自分だけが知っている」と主張するのが好きです。

話が大きければ大きいほど、自分のステータスが上がると感じます。

自分を中心にしたい厄介な人物にとって、他者が知らない大きな噂話をする時は特に気分が良いものです。

逆に、誰かが大きな噂話を持ち込んだ場合は、「それは噂に過ぎない」と一蹴します。

このような人物には何も話さないのが最善の策です。

非常に強い自我を持つ仕切り屋

厄介な人物は、「自分が、自分が」というタイプが多いです。

そのため、周囲を仕切りたがる傾向があります。

仕切り屋であればまだマシですが、実際には何もせず、口癖は「みんな自分に頼るから大変!」というものです。

仕切りもいい加減で、効率が悪いことが多いです。

しかし、少しでも意見を言おうものなら怒り出します。

このような人物には、仕切りと同じだけ実際の仕事も任せるのが効果的です。

理解力が不足している

厄介な人物は、話を含めた様々なことに対する理解力が著しく欠けています。

理解力がないため、話がスムーズに進まず、周囲の意見が統一されていても理解できません。

説明を重ねるほど、理解できずに反論されると感じてしまいます。

理解不足のため、中心にいたい割には話をまとめる力もありません。

ルールを守れない

厄介な人物は、ルールを守ることができないことが多いです。

ルールは変えてはいけないものであり、守るべきものですが、厄介な人物は理由があればルールを変えても良いと考えます。

ルールの意味がなくなると指摘しても、自分の正当性を主張し続けます。

まさに、自分がルールであるかのような態度です。

厄介な人物は、このようなスタンスを取り続けるため、コミュニティに参加させてもルールを守ることは期待できません。

厄介な人物との付き合い方

厄介な人物への対処法は、関係を断つか、続けるかのどちらかです。

関係を続ける場合は、聞いているフリや共感しているフリをするしかありません。

関係を断つ場合は、嫌われるリスクはありますが、厄介な人物とのつながりを断ち切ることで、より有意義な日々を過ごせるようになります。

また、厄介な人物は意外と気が小さいことが多いので、怒りをぶつけて「厄介だ」と言ってみるのも一つの方法です。

意外とこれで関係が好転することもあります。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は、厄介な人物の特性を八つ紹介しました。

ただし、厄介な人物と感じるのは他者なので、実は自分自身が周囲に厄介だと思われている可能性もあります。

厄介な人物の特性の一つに、自分は常に正しいと思う傾向がありますが、自分で厄介な人物だとは気づいていないのです。

今回の内容を参考に、厄介な人物への対処だけでなく、自分自身が厄介な人物にならないように気をつけましょう。