キャンプの醍醐味といえば、やはり焚き火ではないでしょうか。
ゆったりとした炎を眺めながら、日常の忙しさを忘れてリラックスできる時間は格別です。
そこで今回は、焚き火に欠かせない薪について、必要な量や調達方法、おすすめの種類をご紹介します。
これから焚き火を始める方や、焚き火初心者の方にも役立つ情報をお届けします。
焚き火に必要な薪の量は?
薪が予想よりも早くなくなってしまうと、がっかりしてしまいますよね。
焚き火の時間、薪の種類、焚き火台のサイズ、薪の配置や風の影響によって、薪の消費量は変わります。
目安としては、1束(約6kg)で1~3時間程度持続すると考えられます。
1泊の場合、ソロキャンプでは1束、ファミリーキャンプの場合は2束が最低限必要です。余裕を持って+1束を持っていくことをおすすめします。
暖を取るためや調理にも使用する場合は、さらに追加で持参すると安心です。
1束や20kgはどのくらいの量?
乾燥状態によって変わりますが、1束の重さはおおよそ5~7kgです。
3束や4束持参すると、20kg前後になるので、かなりの荷物量になります。
この量だと自分で調達するのが難しいので、店舗で購入するのが一般的です。
薪の調達方法は?ホームセンターで購入可能?
実はホームセンターでも、焚き火用の薪を手に入れることができます。
アウトドアショップもいいですが、ホームセンターならキャンプ場への途中で購入できるので便利です。
他にもいくつかの調達方法がありますので、紹介します。
ホームセンター以外の調達方法
《キャンプ場で購入》
薪を販売しているキャンプ場も多く、荷物を減らすことができます。
ホームセンターよりも価格が高い場合もありますが、バイクでの旅行や荷物が多いファミリーキャンプには便利です。
《現地で拾う》
キャンプ場で落ちている枝を集めて使用することもできます。これは、費用がかからず、荷物も少なくて済む方法です。また、持参した薪が足りない場合にも役立ちます。
ただし、雨が降った後などで木が濡れている可能性もあるので、補助的な使用がおすすめです。
《通販で事前購入》
自宅まで配送してもらえるため、欲しい薪を探す手間が省けます。レビューを参考にすることで、品質の良し悪しも確認できます。
焚き火用薪の種類とおすすめ
焚き火用の薪には、主に2つの種類があります。
それぞれの特徴を紹介しますので、好みや予算に合わせて選んでください。
まずは、【針葉樹】です。
ホームセンターで販売されている薪は、主にこの針葉樹で、スギやマツ、ヒノキが一般的です。
《メリット》
・価格が手頃
・着火しやすい
・入手しやすい
《デメリット》
・燃焼速度が速いため、消耗が早い
・湿っていると煙が多くなる
・火花が出やすい
次に、【広葉樹】です。
ホームセンターでも販売されていますが、取り扱いがない場合もあります。事前に確認しておくと安心です。
ナラやケヤキ、ブナなどが代表的です。
《メリット》
・燃焼時間が長い
・火持ちが良い
《デメリット》
・価格が高め
・着火が難しい
・入手困難な場合がある
ゆっくりと焚き火を楽しみたい場合は、広葉樹の薪がおすすめですが、初心者の方は着火の難しさに苦労するかもしれません。
針葉樹の薪を少量持参することで、着火をスムーズに行い、その後の焚き火を楽しむことができます。
余談ですが、松ぼっくりが近くにあれば、着火剤として活用すると良いでしょう。松ヤニが含まれているため、燃えやすく、薪に火を移すのが容易になります。
まとめ
焚き火はキャンプの楽しみの一つです。
薪の種類や焚き火台、薪の配置など、こだわりが深まるとさらに魅力的になります。
自分なりのスタイルを見つけて、試行錯誤する楽しみを味わいましょう。
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