「小学1年生の夏休み、どんな工作を作らせればいいんだろう?」
「低学年の子どもでもひとりで取り組める工作ってあるのかな?」
「男の子や女の子問わず楽しめる自由研究のヒントを知りたい!」
小学1年生を持つ保護者の皆さん、初めての夏休みの自由研究に悩んでいませんか?
私の家でも、娘が1年生になり、初めての夏休み・初めての自由研究・初めての工作と初体験が重なりました。
「1年生にはどんな工作が向いているの?」と最初は戸惑ったものの、いざ調べてみると、意外と簡単なものから凝ったものまでたくさんのアイデアがあることがわかりました。
そこでこの記事では、小学1年生でも比較的スムーズに作れる工作を11種類ご紹介します。
短時間で仕上がるものから、少し時間をかけて作るかわいい&かっこいい作品まで、幅広いアイデアを用意しています。
用意する材料や作り方も詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
今回挙げている工作例は、1年生だけでなく、2年生といった低学年や幼稚園・保育園の年長さんでも楽しめます。
それでは、具体的な工作アイデアを順番に見ていきましょう!
1. 季節感たっぷり!ペットボトルで作る手作り風鈴
◆ 材料
- ペットボトル(紙コップやプリンの空き容器でも代用可)
- 糸(テグスや毛糸、ヒモなど)
- 割り箸(ストローやビーズで代用可)
- 鈴(100円ショップで購入できるもの)
- 装飾素材(シール、マスキングテープ、画用紙、ビーズ、折り紙など)
◆ 作り方のポイント
夏の風物詩といえば風鈴ですが、ペットボトルや紙コップを使えば簡単に手作りができます。
ペットボトルに穴を開け、糸を通すだけなので作業はシンプルですが、細い穴に糸を通すのは1年生には難しい場合があります。
そんな時は糸通しを使ったり、大人が少し手助けしてあげるとスムーズです。
装飾の方法は自由自在です。シールを貼るだけでもOKですが、コップに絵の具で色を塗ったり、絵を描いたりしても子どもらしい作品に仕上がります。
また、ペットボトルにセロハン紙を貼ると、光が透けてステンドグラス風の綺麗な風鈴になるのでおすすめです。
2. 実用的に使える!紙粘土で作るペン立て
◆ 材料
- 紙粘土
- 土台になる容器(空き瓶、お菓子の箱、牛乳パックなど)
- 絵の具
- ニス
◆ 作り方のポイント
粘土遊びが好きな子には、紙粘土で作るペン立てがおすすめです。
空き瓶やペットボトルに紙粘土を貼り付け、好きな形に整えてから絵の具で着色するだけの手軽な工作になります。
花、車、恐竜、星、ハート、動物など、子どもが好きなモチーフなら何でもOK。
形を作るのが少し苦手な子は、ビーズや貝殻を貼り付けるだけでも立派な作品に仕上がるので安心です。
塗装後にニスを塗ると、色合いがきれいになり、長持ちしますよ。
3. 思い出を飾ろう!紙粘土で作るオリジナル写真立て
◆ 材料
- 写真立て(100円ショップで買えるもので十分)
- 紙粘土
- 絵の具
- 装飾品(ビーズ、貝殻、毛糸など何でもOK)
- ニス
◆ 作り方のポイント
紙粘土を使った工作の中でも、写真立てのリメイクは低学年に人気のアイデアです。
フレームはダイソーやキャンドゥ、セリアなどで手に入るお手頃なものでも問題ありません。
家に余っている写真立てがあれば、それを使ってもOKです。
フレーム部分に紙粘土を貼り付け、好きな形にアレンジしたら、ビーズや貝殻をつけたり絵の具で彩ったりしてオリジナリティを出しましょう。
完成したら家族写真や思い出の写真を飾って、夏休みの思い出を演出してみてくださいね。
4. お小遣い管理に役立つ!紙粘土で作る動物の貯金箱
◆ 材料
- ペットボトル
- 紙粘土
- 絵の具
- ニス
- ボタン(豚の鼻用。他のパーツでも代用可能)
◆ 作り方のポイント
ペットボトルに紙粘土を貼り付けて、動物の貯金箱を作るアイデアはいかがでしょう。
最初にペットボトルの側面や上部に硬貨投入口を作りますが、カッターを使うのでここは大人が安全に作業してあげてください。
その後、ペットボトルを好きな動物の形になるように紙粘土で覆い、乾いたら絵の具で色を塗ります。
仕上げにニスを塗れば、可愛くて丈夫な貯金箱のできあがりです。
豚や猫、犬など、子どもが好きな動物をモチーフにすると、お小遣いを貯めるのが楽しくなるかもしれませんね。
5. 海の世界を表現!紙粘土で作る海の生き物ジオラマ
◆ 材料
- 紙粘土
- 絵の具
- ニス
- 空き箱
- 折り紙、フェルト、貝殻、ビー玉など(あるとより凝った演出が可能)
◆ 作り方のポイント
「夏といえば海!」というテーマで、海の生き物を作るジオラマは夏休みの自由研究にぴったりです。
紙粘土で魚やクラゲ、イルカなど好きな海の生き物を作って色付けし、ニスで仕上げます。
空き箱の内側を青い紙で装飾して背景を作り、そこに作った生き物を配置するだけで立派なジオラマに。
もちろん、海以外にも昆虫や動物、乗り物など、子どもが興味のあるテーマで楽しんでみるのもいいでしょう。
6. 女の子に大人気!軽い紙粘土で作るスイーツデコ
◆ 材料
- 軽い紙粘土
- 絵の具
- お好みでビーズやリボンなどの装飾品
◆ 作り方のポイント
女の子に特におすすめなのが「スイーツデコ」です。
通常の紙粘土よりも軽量タイプの紙粘土を使うのがコツで、ふわっとした質感がスイーツ作りに最適です。
まず紙粘土に絵の具を混ぜて、お菓子っぽいカラフルな色を作り、それを丸めたり伸ばしたりしてドーナツやマカロンなどの形を作ります。
オリジナルのスイーツが完成したら、飾って楽しんだり、ケースに並べてコレクションしたりと遊び方も広がります。
女の子はもちろん、高学年になってもハマる子が多いので、将来的に発展させるのも楽しいですよ。
7. かわいくて実用的!軽い紙粘土で作るケーキの貯金箱
◆ 材料
- 箱(お菓子の空き箱など)
- 軽い紙粘土
- 絵の具
- 装飾品(ビーズやラメ、毛糸など)
◆ 作り方のポイント
先ほどのスイーツデコと同じように、軽い紙粘土を使ってケーキ型の貯金箱を作ってみましょう。
お菓子の箱にコイン投入用の穴を開けておき、箱全体を軽い紙粘土で覆います。
その上に色とりどりの絵の具でデコレーションし、ビーズやラメを散りばめれば、本物のケーキのように仕上がります。
少し工程が多いので大人のフォローが必要な場合もありますが、完成した時の満足感は格別です。
かわいいもの好きの子どもには特に好評な工作ですよ。
8. エコでお手軽!牛乳パックで作るカラフルペン立て
◆ 材料
- 牛乳パック
- フェルト
- 装飾品(シール、ビーズ、レースのマスキングテープ、毛糸など)
◆ 作り方のポイント
「見た目がかわいくて簡単な工作をしたい」という方には、牛乳パックにフェルトを貼り付けたペン立てがおすすめです。
フェルトは柔らかい手触りで、パステル調の色合いが多いため、ちょっと貼り付けるだけでもガラリと印象が変わります。
ハサミでフェルトを切ったり、ボンドで装飾をつけたりするだけなので、1年生でも無理なく取り組めます。
親子で作業する際は、一緒に色合わせを考えたり、アイデアを出し合ったりすると盛り上がりますよ。
9. 男の子に人気!新聞紙で作る恐竜フィギュア
◆ 材料
- 新聞紙(いらないチラシなどでも代用可)
- 布粘着テープ(いくつか色を用意すると◎)
◆ 作り方のポイント
新聞紙を丸めて粘着テープで固定しながら作る恐竜フィギュアは、意外なほど本格的な仕上がりになる工作です。
男の子は恐竜に目がない子が多いので、工作が苦手でも「恐竜なら作りたい!」と盛り上がるかもしれません。
立体的に形を作っていくのは少し難易度が高いですが、大人が手伝えばしっかり形作れます。
丈夫に仕上がるので、完成後もおもちゃとして遊べるのも魅力的ですね。
詳しい作り方は、以下のYouTube動画が参考になります。
10. 遊びながら学習!段ボールで作るビー玉コロコロ迷路
◆ 材料
- 段ボール
- 空き箱
- 爪楊枝
- 折り紙
- ナイロンテープなど
◆ 作り方のポイント
「ピタゴラスイッチ」的な仕掛けが好きな子どもには、段ボールと空き箱で作るビー玉迷路がおすすめです。
1年生には少し難しめの工作ですが、親が一緒に取り組めば楽しく作れるはず。
お菓子の空き箱を複数段重ねて、上段を迷路、下段を落とし穴として作ってみましょう。
迷路の壁は段ボールを切って貼り付け、ボールが転がるコースを自由に設計できます。
完成すると子どもは夢中になって遊ぶため、提出用の工作が壊れないよう注意が必要です。
特に兄弟がいる家庭では取り合いになることもしばしばなので、時間に余裕をもって作ると安心です。
11. 身近な材料でOK!牛乳パックで作る海の貯金箱
◆ 材料
- 牛乳パック
- 絵の具
- ニス
- 装飾品(ビーズやシール、ラメなど)
◆ 作り方のポイント
これは実際に私の娘(小学1年生・女の子)が夏休みに作った工作です。
牛乳パックの外側に絵を描いてラメなどで飾りつけ、仕上げにニスを塗りました。
四面すべてに自由にイラストを描かせると、子どもらしい味わいがしっかり出るので、仕上がりにも満足できました。
フェルトを貼り付けて三毛猫モチーフの貯金箱も同時に作りましたが、そちらも工程が少なく簡単だったのでおすすめです。
子どもが楽しみながら作れるよう、得意分野を活かしつつ手伝ってあげると、より素敵な作品になりますよ。
まとめ:小学1年生の夏休み工作は親子で一緒に楽しもう!
いかがでしたでしょうか。
子どもが小学1年生になると、親も「何を作らせればいいんだろう?」と戸惑いがちですが、調べてみると手軽に挑戦できるアイデアは思った以上に多いものです。
今回ご紹介した工作アイデアは、いずれも小学1年生でも取り組みやすく、夏休みの自由研究に最適なものばかり。
身近にある材料で作れるものを中心に選んだので、コストをかけずに楽しく作業できるのも嬉しいポイントです。
もし時間がなかったり、自信がなかったりする場合は、市販の工作キットを活用しても良いでしょう。
一番大切なのは、子ども自身が「作ってみたい!」とワクワクして、最後までやり遂げる達成感を味わうこと。
ぜひ親子で協力しながら、夏休みの思い出づくりを楽しんでみてくださいね!
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