梅雨や突然の夏の豪雨で、大切な靴がすっかり濡れてしまうことは珍しくありません。
家族全員の靴、子どものスニーカーや大人の革靴など、雨が続くと乾かすのが大変です。
一晩でしっかり乾かす方法があるのでしょうか？
今回は「濡れた靴」を「早く乾かす」ための方法をご紹介します。
新聞紙が無い時の代替案
通常、「濡れた靴」を「早く乾かす」のに新聞紙が使われますが、デジタル化の進む今日では新聞を購読していない家庭も増えています。
新聞紙の代わりには、キッチンペーパーが適しています。
古い雑誌やマンガも使えますが、インクが滲むリスクがあります。
トイレットペーパーやティッシュは吸水性が高いですが、すぐに破れやすい欠点があります。
キッチンペーパーは吸水性が高く、インク汚れの心配がないため、優れた代替品となります。
濡れた靴を早く乾かす方法
靴にはスニーカーや革靴など様々な種類があり、それぞれ乾かし方も異なります。
誤った乾燥方法はシミやカビの原因になるため注意が必要です。
購入時に付属しているケアの説明書を読むことをお勧めします。
雨で濡れた革靴の手入れ方法
雨で濡れた革靴を元の状態に戻す方法をご紹介します。革製品にとって水は天敵です。
放っておくとシミが残る恐れがあるので、早めに対応しましょう。
革靴を修復する手順は以下の通りです。
革靴の手入れ方法
- 新聞紙を数回交換し、ほとんどの水分を吸収させたら取り除きます。
- 革靴全体を湿らせたタオルで軽く拭き、シミの形成を最小限に抑えます。
- 革靴を壁に立てかけ、風通しの良い場所で陰干しします。
- シューキーパーを挿入して形を保ちながら乾燥させます。
- 完全に乾いたら、デリケートクリームや靴クリームで革を保護します。
雨で濡れた革靴は、次の日に履くのを避け、適切にケアすることが大切です。
乾燥の際はドライヤーを使わず、風通しの良い場所で自然乾燥させましょう。
スニーカーの乾かし方
雨でびしょ濡れになったスニーカーを素早く乾かす方法をご紹介します。
完全に濡れた場合、一度洗うことで汚れも落とせます。
スニーカーを洗って乾かす手順は以下の通りです：
スニーカーの乾かし方
- ぬるま湯と洗剤を使って泥や汚れを落とします。
- しっかりとすすぎ、洗剤や汚れを除去します。
- 脱水機やタオルで水分を取り除きます。
- 新聞紙を詰めて、水分を大量に吸収させます。
- 風通しの良い場所で、吊るすなどして乾かします。
- 乾きにくい部分はドライヤーで丁寧に乾燥させます。
効率良く乾燥させるコツは、最初にできるだけ多くの水分を除去することにあります。
乾燥の際は部屋をよく換気し、水分が溜まらないようにしましょう。
特に靴の内側は乾きにくいため、新聞紙を定期的に交換しながら吸水させると良いです。
ドライヤーを使用する際は、靴の素材を傷めないように注意しましょう。
靴の嫌な臭い対策
濡れた靴には、汗や泥の混ざった不快な臭いが生じがちです。
この臭いを取り除く最良の方法は洗剤で洗うことですが、革靴のように簡単に水洗いできない場合は、10円玉を使ってみましょう。
靴の中に10円玉を入れることで、銅イオンが消臭・除菌効果を発揮します。
また、将来的に靴の濡れや臭いを解決したい場合は、靴乾燥機の導入を検討すると良いでしょう。
手頃な価格で効果的な製品があり、湿気を取り除き、臭いを消すのに役立ちます。
家族が多い場合には特に便利です。
まとめ
以上、雨で濡れた靴を乾かす方法について解説しました。
年間を通じて靴が濡れることはよくありますので、家庭に靴乾燥機が一台あると便利です。
