最近、地震だけでなく、巨大台風や集中豪雨、大雪、火山噴火など、さまざまな自然災害が増加しています。
いつ災害が発生してもおかしくないため、緊急時に備えて防災グッズを準備することが重要です。
また、夏には連続した猛暑日、冬には厳寒の日々が続くため、季節ごとに必要な防災グッズを揃えることも大切です。
この記事では、夏の災害に備えた暑さ対策の便利グッズを紹介します。
夏用の防災グッズを準備しようとしている方は、ぜひ参考にしてください。
夏の災害時に気を付けること
夏の災害時に特に注意すべきは、暑さ対策です。
避難所で多くの人が集まると、暑さがこもりやすく、熱中症になりやすくなります。
熱中症は、高温多湿な環境と水分不足が原因で発生します。
停電によって避難所でエアコンが使えない場合、室温35度以上の中で過ごすのは非常に困難です。
さらに、不眠や疲労、体の汚れや臭いなどの衛生面のストレスから食事を控えるようになり、体が水分不足になると、熱中症のリスクが高まります。
夏の災害時には、徹底した暑さ対策を行い、熱中症を予防することが非常に重要です。
夏に役立つ防災グッズ
それでは、熱中症を防ぎ、猛暑の災害時に役立つ防災グッズを紹介します。
経口補水液
汗をかくと、体から水分と塩分が失われ、脱水症状を引き起こします。
水分補給の際には、塩分も同時に補給することが重要です。
経口補水液は、水分と電解質を同時に摂取できるため、脱水症状を予防する飲み物として最適です。
保存水
ミネラルウォーターとは異なり、長期間保存できる水です。
夏場は定期的な水分補給が重要です。
保存水は3年から5年の賞味期限があるため、一度購入すると長く使えます。
塩あめ
水分と一緒に塩分を摂取することで、汗をかいた後の体を補えます。
手軽に必要な塩分を摂取できるため、持っておくと便利です。
帽子
夏の日差しから身を守ります。
ちょっとした移動時でも強烈な直射日光を避けられ、熱中症予防に効果的です。
夏の災害に備える便利な防災グッズ
暑さで汗ばむ体をすぐにケアしたい時に使える、夏の災害に備えるための防災グッズをご紹介します。
汗の不快感を解消し、感染症を予防するためにも、衛生グッズを揃えることが重要です。
体拭きシート
汗をすぐに拭き取りたい時に便利です。
パウダータイプの体拭きシートは、使用後に肌がさらさらになるのでおすすめです。
冷却シート
長時間体を冷やしてくれます。
体に直接貼ることができるので、就寝時にも便利です。
扇子
すぐに涼しくなりたい時に、どこでも使える扇子は必需品です。
ハンディ扇風機
電池式やソーラー式のものがあり、労力なしで涼しくなれます。
特に子供や高齢者には、扇子よりもこちらの方が良いでしょう。
冷感タオル
水に浸して軽く絞ると涼しくなるタオルで、普通のタオルより夏に適しています。
速乾性があり軽量で、とても便利です。
ハッカ油
ミントの香りで爽快感があり、消臭やリラックス効果があります。
汗で体がべたつく時のストレス対策としてもよく、夏の虫除けにもなります。
水のいらないシャンプー
髪の衛生を保つために便利です。
ガスが止まってシャワーが使えなくても、髪や体の不快感を和らげられます。
夏の防災リュックに入れておくと安心なアイテム
電気やガス、水道が止まった時に備えて、飲料水や非常食を日頃から備蓄しておくことが重要です。
夏の災害に備え、こまめな水分補給をして熱中症を予防しましょう。
以下に、夏の防災リュックに入れておくと安心なアイテムをまとめました。
リストを参考にしてチェックしてください。
- 経口補水液
- 保存水
- 塩あめ
- 帽子
- 体拭きシート
- 冷却シート
- 扇子
- ハンディ扇風機
- 冷感タオル
- ハッカ油
- 水のいらないシャンプー
防災グッズで夏の災害に備えよう!暑さ対策の便利グッズまとめ
夏の災害時には、しっかりと暑さ対策を行い熱中症に気をつけましょう。
夏の防災リュックには、暑さに対応するためのグッズを準備することが必要です。
日本には四季があり、気温差が激しいため、季節ごとに防災リュックの中身をチェックすることをおすすめします。
頻繁にチェックするのが難しい場合は、毎年9月1日の「防災の日」に備蓄を見直すと良いでしょう。
夏休みが終わり新学期が始まるこの日に、防災グッズを再確認してみてください。
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