12月は年末の慌ただしさに加え、クリスマス会や発表会などの準備も重なり、保育士の方々にとって忙しさが一段と増すシーズンですよね。それでも毎月行うお誕生日会は欠かせない一大イベント。限られた準備時間のなかで、いかに魅力的な内容に仕上げるか頭を悩ませている方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、忙しい時期でも取り組みやすい12月のお誕生日会アイデアをたっぷりご紹介します。子どもたちが思わず笑顔になる出し物やゲーム、クリスマスの雰囲気を楽しめる歌など実用性に富んだ内容ばかり。保育園・幼稚園はもちろん、デイサービスや障害者施設などのイベントにも応用できるヒントをお伝えします。
12月お誕生日会の特徴とアレンジのポイント
他園の誕生会からヒントを得よう
まずは、実際に他の保育園で行われている12月のお誕生日会を参考にしてみましょう。上記の動画では、以下のような進行が見られます。
- 手作り入場門からお誕生日児が登場
- お誕生日児へのインタビューコーナー
- 園児による農業活動(お米づくり)の成果発表
- 保育士による健康にまつわる出し物
手作りの入場門は、一度作れば毎回使い回しできる便利なアイテムです。また、子どもたちが育てた野菜や米などを発表するコーナーを設ければ、収穫の喜びを共有できる良い機会になります。特に冬野菜(サツマイモや大根など)は12月に収穫シーズンを迎えることも多く、子どもたちの達成感を高める題材としてぴったりでしょう。
さらに、誕生会の特別な雰囲気を活かして、健康や衛生といった日常生活に役立つ知識を楽しく学べる出し物を用意するのもおすすめ。誕生会だからこそ、子どもたちの記憶にも強く残りやすいようです。
12月ならではの工夫
12月最大のイベントと言えば、やはりクリスマス。もし時間や労力を節約したいなら、クリスマス会と誕生会をまとめて開催してしまうのも効率的な方法です。
仏教関連の保育園などでクリスマス行事が難しい場合でも、誕生会の中にクリスマス要素をさりげなく取り入れれば、季節感を盛り上げることができます。例えば、
- 保育士がサンタクロースの衣装で登場
- クリスマスをイメージした装飾で会場を演出
- 小さなプレゼント交換を企画
こういった小さな工夫だけでも、子どもたちは十分にわくわく感を味わえます。
12月お誕生日会におすすめの余興・出し物アイデア
1. サンタクロースの特別訪問
こちらの動画では、誕生会にサンタクロースが登場するサプライズ演出が紹介されています。ポイントは以下のとおりです。
- 髭を活かして正体が分かりにくい
- サンタ本人はあまり話さず、保育士に耳打ちして通訳してもらう形式
- サンタさんへ子どもたちが質問できる時間
- サンタさんからプレゼントを配ってもらう
- ケーキの飾り付けなど、一緒に行う参加型企画
保育士の誰かがサンタ役を務めても、うまく演出すれば子どもたちの夢を壊しにくいのが利点。特別感を演出しやすいので、心に残る誕生会を作り上げることができます。
2. 園児による出し物・ミニ発表会
園児自身が主役となる出し物も大人気です。動画では、
- 年長児が「ねずみの嫁入り」の劇を披露
- 年中児が紙芝居読み聞かせを実施
年長児のしっかりしたセリフ回しや、年中児が堂々と発表する姿は感動的ですよね。ちょうど12月は生活発表会やお遊戯会のシーズンでもあるため、その練習成果を誕生会で披露すると、子どもたちのモチベーションもぐっと高まります。
3. 簡単マジックショー
手品は子どもたちが盛り上がる定番の出し物。こちらの動画では、空っぽの箱から誕生日ケーキやおばけ、サンタクロースなどが出てくる簡単マジックを紹介しています。
演出方法や種明かしも分かりやすく説明されているので、そのまま真似するだけでも十分に実践可能。しかも、出てくる物を季節ごとに変えれば年中使える汎用性の高さも魅力です。
4. 保育士によるダンスパフォーマンス
動画では、保育士がクリスマス会でキレのあるダンスを披露していますが、誕生会でも応用できるアイデアとして注目されています。ソロパート以外は比較的シンプルな動きの組み合わせなので、練習時間を確保できれば再現は可能です。
恥ずかしさを乗り越えて思いきり踊ることが成功のカギ。園児たちはもちろん、保護者にとっても楽しいパフォーマンスになるでしょう。体力的にはややハードですが、挑戦してみる価値は大いにあります。
5. ハンドベル演奏
12月の雰囲気づくりにぴったりなのが、ハンドベルの澄んだ音色。動画では「ミッキーマウスマーチ」を演奏し、子どもたちも一緒に歌って楽しんでいます。
クリスマスソングを演奏すれば、より一層季節感が高まること間違いなし。手軽に特別感を演出できるので、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。
6. みんなで餅つき体験
12月にはお正月の準備として餅つきをする園も多いですよね。これを誕生会とセットで行うことで、日本の伝統文化に触れる絶好の機会になります。12月に行事として予定している保育園も少なくないので、同時開催で効率的に進められます。
実際に餅をついて、つきたてを食べる体験は子どもたちにとって特別な思い出。季節の移ろいを感じながら日本の文化を大切にできる貴重なイベントです。
7. クリスマス製作活動
誕生会の中で時間を作り、みんなでクリスマス飾りを作るのもおすすめ。この動画では、ハサミで切ってクルクル巻くだけの簡単なクリスマスツリー飾りを紹介しています。
小さい子でも取り組みやすい作業工程なので、幅広い年齢が参加可能。上から吊るすタイプの飾りつけは保育室内に彩りを添え、子どもたちにも達成感を与えるでしょう。
8. クリスマステーマの真似っこゲーム
「サンタ」「トナカイ」「ツリー」の3ポーズを使った真似っこゲームは、準備がほぼ不要で手軽に盛り上がります。指示されたポーズを瞬時に取るだけという単純なルールですが、子どもたちは大はしゃぎになるはずです。
実は大人も一緒に楽しめるゲームなので、短時間で誕生会の雰囲気を一気に明るくする効果があります。
12月誕生会におすすめの季節の歌
「12月だもん」
しろくまのキャラクターが登場するユニークな曲で、不思議な世界観の歌詞が子どもたちの想像力をくすぐります。冬の定番曲に飽きたときのアクセントにもなり、子どもたちの心をひきつけやすい楽しい歌です。
「イチゴサンタクロースと踊りましょう」
クリスマスをテーマにしたリズミカルな曲で、振り付けも簡単に覚えられるのが特徴。誕生会だけでなく、クリスマス会のダンスにも活用可能です。子どもたちが楽しく体を動かせるので、一気に会場がにぎやかになります。
「もうすぐクリスマス」
手遊びをしながらクリスマスツリーを飾りつけしていく歌で、指の数を使った簡単な遊びが取り入れられています。
- 1本の指:ロウソク
- 2本の指:クリスマスベル
- 3本の指:サンタクロース
- 4本の指:白い雪
- 5本の指:お星さま
動きがシンプルなので、1歳児や2歳児も参加しやすい内容。年少クラスにぴったりの曲です。
「イチ・ニ・サンタ」
「もうすぐクリスマス」よりやや難易度が高い手遊び歌で、指をテンポよく動かす必要があります。そのため、年中・年長クラスが対象になります。1番はゆっくり、2番は普通の速さ、3番は速めなど、スピードを変えて歌うと飽きずに楽しめるでしょう。
冬の定番ソング
新しい曲も魅力的ですが、昔から歌い継がれる冬の定番曲は保護者にとっても懐かしさを感じるもの。動画では以下の曲が紹介されています。
- 「北風小僧の寒太郎」
- 「焼き芋グーチーパー」
- 「ゆき」
- 「コンコンクシュン」
- 「雪のペンキ屋さん」
こうした名曲は、家庭でも一緒に歌いやすいのが魅力。親子で楽しめる時間を増やすためにも、ぜひプログラムに取り入れてみてください。
まとめ:思い出に残る12月誕生会のために
12月は保育士さんにとって忙しいだけでなく、子どもたちにとってもワクワクする季節行事が目白押し。しかし、誕生会は毎月の大切なイベントだからこそ、しっかり楽しく演出してあげたいですよね。
この記事でご紹介したアイデアは、すべてそのまま実行しなくても構いません。自園の環境や子どもの年齢に合わせてアレンジし、自分たちが無理なく楽しめる形を探ってみてください。保育士の皆さんが心から楽しむ姿は、必ず子どもたちの笑顔につながります。
大切なのは、子どもたちにとって特別な思い出が残るような場を作ること。皆さんの工夫と熱意が詰まった12月のお誕生日会が、子どもたちにとってかけがえのない一日になるよう願っています。
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