誰しも集中できない時があります。
周りの音や他人の行動が気になったり、誘惑に負けてしまうこともあります。
大人でも難しいことが子どもにとっては一層困難です。
勉強しなければならない時にテレビや漫画に気を取られて宿題が進まないのは、その典型的な例です。
集中力がない子どもが増えている現状
親としては、そんな様子を見れば集中するように促します。
しかし近年では、どんなに注意しても集中できない子どもが増えており、教育現場で問題視されることが多くなっています。
実は、私の息子もそうした「集中力がない子ども」でした。
息子の事例:集中力の欠如がもたらした影響
息子は集中力が欠如しているために忘れ物が多く、宿題を提出できずに問題児扱いされ、何度も学校に呼び出されました。
勉強だけでなく、人の話に集中できないため友達とも上手くいかず、いじめに遭うこともありました。
学校からは「家庭で注意して指導してください」と言われ、一生懸命取り組んでも改善しない様子に悩んでいました。
私のように子どもの集中力に悩む親は少なくないと聞きます。
しかし、今では以前よりも気持ちを楽にして息子に接することができています。
それは、息子が集中できない理由を理解し、どう接すれば良いかがわかったからです。
子どもの集中力がない原因とその特徴
子どもの集中できない原因や特徴を知り、それが病気の可能性もあると理解することで、適切な言葉掛けや対応ができるようになります。
集中力がない子どもに対して正しい対応を実践すれば、子どもの様子も変わってきます。
私自身の経験を通して、集中力がない子どもの特徴と原因、そして集中力を高める方法についてお伝えします。
「集中」とは?
宿題をしながらテレビを見ている子どもに「ちゃんと集中しなさい!」と注意する親は多いでしょう。
しかし、「集中」とは何なのでしょうか?
もしかすると、親が見て「集中していない」と感じても、子どもにとっては「集中している」状態かもしれません。
そのため、子どもに集中力をつけさせたいなら、親子で「集中」に対する共通認識を持つことが大切です。
この機会に、大人も「集中」について正しく理解しておきましょう。
- 集中力が持続しない理由を理解する
- 子どもとのコミュニケーションを大切にする
- 正しい言葉掛けや適切な対応を学ぶ
「集中する」とは何か?
「集中する」とは、意識や注意を特定の物事に向ける状態を指します。
この行為は大人でも非常に難しいものです。
なぜなら、長時間にわたって「集中」を維持することは難しく、効果的に作業と休憩を交互に取るスキルが必要だからです。
従って、「集中する」ことは子どもにとっても、大人にとっても難しい行動なのです。
集中力とやる気ホルモン
人が何かに「集中」する時、特に自分の好きなことや興味のあることに取り組む時には強い力を発揮するイメージがあります。
しかし、集中力は必ずしも好きなことや興味のあることで発揮されるものではありません。
集中力は「やる気」を司る力であり、持続するためには脳内物質のドーパミンやノルアドレナリンの分泌が関係しています。
これらのホルモンは、物事に取り組み始めると分泌が増え、集中力を高めるのに役立ちます。
集中力がない人の5つの特徴
集中力は、持続時間や取り組む物事の内容によって変わるわけではなく、どのように「やる気」を引き出すかによって変わります。
一般的に、集中力がない人には5つの特徴があります。
まずは、お子さんや自分自身がどのタイプの「集中力がない人」に該当するかを知り、それに応じたアプローチを取ることで「やる気」を引き出す方法を見つけることができます。
ここでは、集中力がないと言われる人に見られる特徴について説明します。
計画を立てて行動できない
集中力がない人の特徴の一つに「計画を立てられない」ことがあります。
例えば、勉強に取り組む際に、何をいつまでにやるかの計画を立てられません。
そのため、
「今の自分はどのくらい進んでいるのか?」
「あとどのくらいで終わらせる必要があるのか?」
がわからなくなります。
こうした状況で、親が
「あと何分で夕食だから勉強を終わらせてね!」
と言うと、子どもはパニックになり、やる気を失ってしまいます。
このように「やる気」をなくすと、ますます勉強に集中できなくなります。
危機感がない
日常生活の中で「危機感を持つ」ことは難しいかもしれません。
しかし、「計画を立てる」ことができていれば、未来を見通し「今これだけはやらなければならない」という危機感が自然と生まれます。
集中力がない人は計画を立てず行動するため、未来の見通しを立てることがなく、宿題などの提出物に対する危機感も欠如しています。
達成感を感じたことがない
計画を立てず、危機感もないため、「目標を立てる」ことが少なくなります。
目標をもって物事に取り組むことで「達成感」を感じることができますが、集中力がない人にはこうした経験が少ないのです。
どんなに些細なことでも目標や計画を立てて取り組むことで「達成感」が得られますが、計画を立てない人はその達成感も感じられません。
また、計画を立てても達成できない時があり、達成感を得られないことで「やる気」を失ってしまいます。
集中力がない人は目標を立てることが少ないため、やる気が育ちにくいのです。
余計なことばかり考えてしまう
勉強を始めたはずなのに、つい余計なことばかり考えてしまう…そんな経験は誰にでもありますが、集中力がない人にはこうした思考が頻繁に起こります。
短時間だけ他のことを考えて思考を休め、再び勉強に集中するというなら良いのですが、これが癖になると厄介です。
いつも余計なことばかり考えてしまい、勉強に集中できなくなります。
こうしたことが酷い時には、精神的な問題の可能性もあるので、様子をしっかり観察する必要があります。
やる気が全くない
普段は短時間でも集中できているのに、今日はやる気が全くない…そんなことは誰にでもあります。
こうした場合は、少し気分転換をしてやる気を充電すれば、再び集中できるので心配は不要です。
しかし、元々何に対しても「面倒くさい」と感じる性格の人は心配です。
性格的に面倒くさがりな人は、物事に取り組む際に常に「面倒くさい」と感じ、「やる気」が出ません。
当然、集中することもできません。
- 計画を立てて行動できない
- 危機感がない
- 達成感を感じたことがない
- 余計なことばかり考えてしまう
- やる気が全くない
集中力がなくなる原因
大人でも子どもでも、集中力がない人には共通した特徴があります。
しかし、普段は集中できているのに「今日に限って集中力がない」という経験をしたことがある人も多いでしょう。
なぜ「集中力がなくなる」瞬間が生じるのでしょうか?
その原因を詳しく探ってみましょう。
精神的に不安定な状態である
心配事や気になることがある時には、集中するのが難しくなります。
これは大人も子どもも同様です。
子どもはその影響を特に受けやすく、学校で嫌なことがあった場合など、すぐに不安になったりイライラしたりします。
反対に、とても嬉しいことや楽しいことがあっても気持ちがそわそわし、集中できなくなります。
精神的に不安定な状態で集中するのは非常に難しいため、リラックスし安定した気持ちでいることが重要です。
集中できる環境が整っていない
精神的に安定していても、適切な環境がなければ集中は難しいです。
例えば、宿題をする場所に読みかけの漫画やゲームがあれば、気が散ってしまいます。
勉強する場所でテレビがついていたり、親が頻繁に声をかけるといった外部からの刺激が多いと、集中は難しいです。
大人でもそうですが、子どもは特に集中できません。
子どもに「集中しなさい!」と言う前に、まずは集中できる環境を整えることが大切です。
睡眠不足である
集中力を高めるためには、十分な睡眠が不可欠です。
睡眠不足になると、イライラしやすくなり、集中できません。
体内時計やホルモンバランスが乱れ、「やる気ホルモン」の分泌にも悪影響を与えます。
質の高い睡眠をとることで、脳が正常に活動し、「やる気ホルモン」が正常に分泌されるため、集中力が向上します。
水分不足である
水分不足も集中力が低下する原因の一つです。
人間の体は約60%が水分で構成されており、特に脳は80%が水分でできています。
脳が正常に働くためには、適量の水分摂取が必要です。
特に子どもは大人以上に水分の影響を受けやすく、水分をしっかり取れている状態だと、集中力だけでなく記憶力も向上します。
糖質不足?糖質過多?
穀類やイモ類に含まれる「糖質」が不足すると集中力が低下するという話をよく耳にしますが、これは本当でしょうか?
実際、脳の働きには糖質が必要です。
しかし、脳は糖質が不足しても、脂質やタンパク質をエネルギーに変換して活動を続けます。
そのため、通常の範囲内では脳が糖質不足で機能しなくなることはありません。
むしろ、糖質を過剰に摂取して満腹になると眠気を感じ、集中力が低下する方が一般的です。
集中力を維持するには、バランスの取れた食事を心掛けることが大切です。
やる気ホルモンが出ていない
ドーパミンやノルアドレナリンといった「やる気ホルモン」は、集中力を高めるために重要な役割を果たします。
しかし、これらのホルモンは気分によって分泌量が左右されやすいという特性があります。
好きなことや興味のあることに対しては自然とやる気が出て集中できますが、勉強などやりたくないことでは「やる気ホルモン」の分泌が少なくなります。
この状態では、勉強に時間をかけても集中できず、効果がありません。
集中力を高めるためには、「やる気ホルモン」が分泌されるような気持ちの持ち方が必要です。
集中力がなくなるような病気を抱えている
これまで述べた原因のいずれにも当てはまらない場合、「集中力がなくなるような病気」の可能性があります。
例えば、うつ病は集中力の欠如が特徴的な症状の一つです。
また、ADHD(注意欠陥・多動性障害)も集中力の低下が見られる病気です。
ADHDを持つ人は、物事に集中するのが難しいことが多いとされています。
こうした病気の可能性については、後ほど詳しく説明します。
- 精神的に不安定な状態
- 集中できる環境が整っていない
- 睡眠不足
- 水分不足
- 糖質のバランスが悪い
- やる気ホルモンが出ていない
- 集中力がなくなるような病気
子どもの集中力について
これまで、大人と子どもの双方に見られる「集中力」の低下原因や特徴について述べてきました。
ここからは、特に子どもの「集中力」に焦点を当てます。
子どもは大人以上に外的刺激に敏感で、精神的にもデリケートです。
子どもが自らそれを認識し、改善するのは困難なため、大人が子どもの集中力を理解し、適切に支援することが求められます。
子どもの集中力を高めるためには、親がどのように行動すれば良いのかを知ることが不可欠です。
子どもが集中力を発揮する時って?
集中力がない子どもを持つ親であれば、勉強中にすぐよそ見をしたり、5分と経たないうちに席を立つ様子を何度も見ていることでしょう。
反対に、子どもが自分の好きなことに取り組んでいる時には、親が話しかけても気づかないほど集中して黙々と取り組む姿を目にしているはずです。
この違いは何なのでしょうか?
子どもの集中力の持続時間とは?
大人でも子どもでも、人間が集中力を発揮して持続できる時間には限りがあります。
大人であれば、最大でも50分、その中で本当に集中力が高い状態を維持できるのは15分程度だと言われています。
子どもの場合は年齢によって以下のようになります。
もちろん個人差はありますが、集中力を保つのは非常に難しいことがわかります。
親としては、「自分の子どもはどれくらいの時間、集中力を発揮できるのか?」を把握しておきましょう。
- 3歳:5~10分
- 5歳:10~15分
- 7歳:15~20分
- 10歳:20~30分
- 12歳以上:30~45分
子どもが集中力を発揮できるようになるのは何歳から?
集中力の基礎は、主に幼児期(乳児期から7歳くらいまで)に養われると考えられています。
そのため、子どもの集中力を高めるには、この幼児期に親が積極的に関わることが重要だと言われています。
しかし、すでに大きくなってしまった集中力がない子どもを前に「幼児期の関わりが大切」と言われても、親としてはどうすればいいかわからないのが本音ではないでしょうか?
私も同じように感じていました。
同じ気持ちを抱えている親御さんがいたら、安心してください。
幼児期に親が忙しくて「きちんと関われていない」と感じていても、それはそれほど大きな問題ではありません。
集中力は、ポイントを押さえたトレーニングをすれば、大人になってからでも身につけることができます。
ですから、心配せずに子どもの様子を見守りましょう。
集中力がないのは病気のせい?
「集中力がなくなる原因」の項目で触れたように、物事に集中できない場合、病気が原因である可能性があります。
近年、集中力がない子どもが抱える病気として以下が挙げられます。
ADHD
集中力が欠如し授業中にそわそわしたり、集団生活に適応できない子どもが増えています。
これは私の息子も小学校で指摘されたことです。
多くの子どもたちが「発達障がい」を抱えており、その中でも「ADHD(注意欠陥・多動性障害)」が特に多いです。
私の息子も小学校低学年の時にADHDと診断されました。
ADHDは、不注意・多動性・衝動性の3つの症状が見られる発達障害です。
症状の出方には個人差があり、例えば息子は多動性はほとんどないものの、不注意と衝動性が強く出ています。
集中力が欠如する原因として、特に不注意の症状が強く出るADHDが考えられます。
不注意の特徴としては、以下のようなものがあります。
子どもの集中力がないと感じた時には、これらの特徴が見られるか観察し、ADHDの可能性を考えると良いでしょう。
集中力の欠如が「子ども自身」のせいではなく「病気」によるものであると早く分かれば、適切な対処ができ、子どもの心を傷つけずに済みます。
気になる場合は、早めに専門機関に相談してください。
- 指示を忘れる
- 課題や宿題を忘れる
- 集中している途中で気が散る
- 持ち物をよくなくす
その他の病気について
ADHD以外にも、集中力が欠如する病気があります。
例えば「うつ病」です。
うつ病は大人の病気というイメージが強いですが、近年子どものうつ病患者も増えています。
うつ病には集中力の欠如が特徴的な症状として現れます。
また、勉強時間に限って集中できない場合は「学習障害」の可能性も考えられます。
いずれにしても、子どもの様子を見て気になることがあれば、学校の先生や専門の相談機関に相談するのが良いでしょう。
親は自分の子どもを客観的に見るのが難しいことがあります。
特に病気が関係している場合、受け入れるのが困難で適切な行動を取れないこともあります。
ですから、第三者の目で子どもの様子を客観的に見てもらい、判断を仰ぐことが必要です。
こうした病気は「早期発見」「早期療育」によって子どもがより生きやすくなります。
子どものことを第一に考えましょう。
ADHDの子どもを支援するには?
ADHDを抱える子どもの集中力を引き出し、高めるにはどうすれば良いのでしょうか?
この方法を理解せずに接すると、子どもの心を傷つけ、自信を失わせることもあります。
また、「集中できていない」と頭ごなしに叱っても、子どもが何を叱られているのか理解できないこともあります。
ここでは、なかなか集中できないADHDの子どもの集中力を高める方法や、薬に頼らない改善方法についてお伝えします。
ADHDの子どもの集中のさせ方
私も最初は、勉強を始めてもよそ見ばかりして5分おきに「トイレ!」と言って席を立つ息子にイライラし、頭ごなしに叱ってばかりいました。
まさか自分の息子が「ADHD」という病気を抱えているとは思っていなかったので、勉強したくなくて逃げていると思っていたのです。
息子は、ADHDの中でも特に「不注意」の症状が強く、本人としては集中しているつもりでも周囲からはそう見られません。
ADHDの大きな特徴の一つは、何かに取り組んでいても途中で集中力が途切れてしまうことです。
ですから、まずは親や周囲の人々がそのことを理解し、ADHDの症状に合わせた声掛けを行う必要があります。
私の息子の場合を例にすると、息子はADHD不注意型で、すぐに集中力が途切れてしまいます。
そして「自分が何をすれば良いか」が分からなくなり、行動が止まってしまいます。
それが周囲に「不真面目」「サボっている」という悪印象を与えてしまっていました。
そこで、私は息子に対して行動を一つずつ区切って声掛けをするようにしました。
- 「漢字の書き取りをしなさい」と具体的に指示する
- 書き取りが終わったら次の「計算をしなさい」と伝える
- 途中で集中力がなくなっても、「集中しなさい」とは言わず「今は漢字を書く時間だよ」と具体的に声を掛ける
このような声掛けを続けることで、ADHDのように集中力がない子どもでも物事に集中できるようになります。
そして、必ずその都度子どもを褒めることも重要です。
子どもは「褒められる」ことで達成感を感じ、「やる気」が出るようになります。
ぜひ一度、このような声掛けを試してみてください。
薬に頼らない改善方法
前述の「言葉掛け」による集中力を高める方法は、親にも子どもにも根気が必要です。
結果がすぐに出るわけではなく、親自身も心に余裕がない時にはつい叱ってしまい、自己嫌悪に陥ることもあります。
また、ADHDは病気ですから、薬やサプリメントによる治療法も存在します。
一般的にADHDと診断された場合、精神状態や行動をコントロールする薬が処方されます。
薬物療法とカウンセリングなどの心理療法を組み合わせて治療を進めます。
ADHDに処方される薬は、脳内の神経伝達物質を増やすもので、ドーパミンやノルアドレナリンの分泌を促すことで症状をコントロールします。
しかし、これらの薬は神経に作用するため、発達途上の子どもに対してどのような影響があるかはまだ不明です。
そのため、できるだけ薬に頼らない方法を模索することが重要です。
例えば、脳の働きを活性化すると言われる「EPA」や「DHA」のサプリメントを摂るのが効果的とされています。
子どものADHDについて、できるだけ薬に頼らない改善方法を選択する考え方もあることを知っていただければと思います。
子どもの集中力を高める方法
ここまでで、集中力がない子どもには様々な特徴や原因があり、ADHDのような発達障がいであれば、適切な言葉掛けと対処で改善可能であることがわかりました。
最後に、こうした特徴や原因を持つ子どもの集中力を高める方法を紹介します。
これは私自身が息子に対して実践し、少しずつ効果を感じている方法ですので、ぜひ試してみてください。
子どもの集中力を高めるトレーニング方法
生活体験を通して集中力を養う方法
「集中力を高める」と聞くと、多くの人が「勉強」や「学習」を連想します。
しかし、小さい子どもには勉強や学習の機会が少なく、小学生であってもそれが「楽しい」と感じられなければ集中力の向上にはつながりません。
そこで、生活の中で集中力を養うことを意識しましょう。
- 朝学校に行く準備を自分で最後までやり遂げること
- 親の手伝いを最後まで行うこと
日常生活の中で無理なく体験させることが集中力を高める鍵です。
しっかりと達成できたら「褒める」ことを忘れず、楽しい雰囲気を作ることも大切です。
このような体験を通して「やる気」を引き出すことで、集中力が養われていきます。
遊びを通じて集中力を高める
子どもが最も集中力を発揮するのは、興味のあることや楽しいことに取り組んでいる時です。
そのため、遊びを通じて集中力を高めるトレーニングは非常に効果的です。
- ブロックやパズルなど好きな遊びに集中して取り組む
- 「このパズル、何分で完成できるかな?」と声を掛けて遊ばせる
子どもの性格に合わせて達成感を感じられるような声掛けをしつつ、遊びを通じて集中力を高めることができます。
親が一緒に参加して集中力を養う
生活体験や遊びを通じて集中力を高めるためには、親の存在が不可欠です。
いくら集中力を高める遊びをしても、親が子どもを放っておいては集中力を発揮させることはできません。
子どもは、何歳になっても親に対して依存する部分があり、親と一緒にいる時が最も精神的に安定しています。
子どもの集中力を高めるために親が気を付けるべきポイント
集中力が続く環境を整える
集中力を高めるためには、「集中できる環境作り」が重要です。
集中力がなくなる原因にもあるように、どれだけ熱心に取り組んでいても集中できる環境がなければ、集中力を持続させることはできません。
子どもが物事に集中して取り組めるように環境を整えてあげましょう。
- 宿題を始める時にはテレビや音楽を消す
- 漫画やゲームを片付ける
家族全員の協力も不可欠ですので、皆で環境作りに取り組んでいきましょう。
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