おやつやおつまみに最適なチーズ“カマンベール”は、柔らかくてコクのある深い味わいが特徴で、多くの方に愛されています。
以下では、カマンベールチーズの楽しみ方を10選ご紹介します。
- カマンベールチーズの特徴や味わいとは？
- おすすめのカマンベールチーズの楽しみ方10選をご紹介！
カマンベールチーズとはどんなチーズ？
まずはカマンベールチーズの特徴や味わいについて詳しく見ていきましょう。
特徴
カマンベールチーズは白カビタイプの製法で作られた小型のチーズで、表皮が白カビに覆われ、中が柔らかいのが特徴です。
中身はクリーム色で、熟成が進むとトローリとした状態になります。
非常に柔らかいため、丸い木箱に詰められ、型崩れを防いで販売されます。
味わい
カマンベールチーズの味わいにはさまざまな口コミが寄せられています。
- 上品でクリーミーな味わい
- ナチュラルチーズよりもクセがある
- 表皮の白カビ部分が独特な味わい
- 熟成が進むほど柔らかく美味しい
- どんな料理にも使いやすく、素朴な味わいが素材を引き立てる
おすすめのカマンベールチーズの楽しみ方10選
- そのまま食べる
- クラッカーと一緒に
- フルーツと組み合わせる
- ハチミツをかける
- ナッツを添える
- パンにのせてトーストする
- サラダに加える
- パスタに絡める
- グラタンに使う
- カマンベールフォンデュ
カマンベールチーズはそのまま食べるのはもちろん、さまざまなアレンジで楽しむことができます。
ぜひ、お気に入りの方法を見つけて、カマンベールチーズの深い味わいを堪能してください。
カマンベールチーズの楽しみ方10選
ここからはカマンベールチーズをさらに美味しく楽しむためのおすすめの食べ方10選をご紹介します。
そのまま
カマンベールチーズは調理せずにそのまま食べても、濃厚でクリーミーな味わいを堪能できます。
パーティーなどでの一品には、お手軽に作れる「チーズフォンデュ」が喜ばれます。
お手軽チーズフォンデュの作り方
- 食パンはトースターで焼き色が付くまで焼き、ブロッコリーやにんじんなどは茹でておきます。
- カマンベールチーズの上部に切り込みを入れて取り除き、スキレットに載せます。
- スキレットをオーブントースターで約10分加熱して完成です。
フリット
フリットはイタリア語で「揚げる」という意味で、小麦粉や卵黄、牛乳、メレンゲを使った衣が特徴です。
「カマンベールフリット」はサクサクの衣の中からトロリとしたチーズの旨味を楽しめます。
カマンベールフリットの作り方
- カマンベールチーズを6等分にカットします。
- ボウルに天ぷら粉、牛乳、マヨネーズ、粉チーズを入れて混ぜ、カットしたチーズをくぐらせます。
- 揚げ油を3cm程度入れて180℃で約2分揚げます。
- きつね色になったら油をよく切り、お好みでハチミツを添えて完成です。
アヒージョ
アヒージョはスペインの伝統料理で、オリーブオイルやニンニクで食材を煮込む「タパス」の一種です。
「カマンベールアヒージョ」はトロトロのチーズとトマトの酸味が絶妙で、お酒が進む一品です。
カマンベールアヒージョの作り方
- ミニトマトに爪楊枝で数か所穴を開け、ニンニクは微塵切りにします。
- カマンベールチーズを6等分に切ります。
- スキレットにオリーブオイル、ニンニク、塩を入れて中火にかけます。
- ニンニクの香りが立ってきたらカマンベールとミニトマトを入れ、チーズが溶けたら火から下ろします。
- フランスパンを添えたお皿に盛りつけ、パセリを散らして完成です。
味噌漬け
手軽に作れる「カマンベール味噌漬け」は、カマンベールに味噌の風味が加わり、旨みが一層引き立ちます。
カマンベール味噌漬けの作り方
- 保存用袋に味噌、醤油、みりんを入れて混ぜ、カマンベールを入れます。
- 味噌がカマンベールをしっかり覆うようにして密封します。
- 冷蔵庫で4～5日保存し、味噌を軽く拭き取ってからカットしていただきます。
おやき
おやきは信州地方の伝統的な「おまんじゅう」で、もちもちとした食感が特徴です。
「カマンベールおやき」は、カマンベールを具材にした新感覚の焼きおにぎりで、一度食べるとやみつきになります。
カマンベールおやきの作り方
- 温かいご飯にかつおぶしと醤油を混ぜ、小さく切ったカマンベールを中心にして円盤状に握ります。
- 両面に醤油を塗りながら、お好みの焼き加減まで焼きます。
- 強火ではなく、遠火で中のカマンベールに熱が通るように中火で加熱します。
燻製
燻製は食材を燻製することで保存性を高め、特有の風味を加える調理法です。
最近では家庭用の燻製器具も多く販売されています。
「カマンベール燻製」は、カマンベールを一段と贅沢な味わいに変えます。
カマンベール燻製の作り方
- 鉄製のフライパンにアルミホイルを敷き、スモーク用チップを一握り置きます。
- 強火で煙が出始めたら中火から弱火にし、カマンベールをアルミホイルを敷いた網の上に置き、蓋をします。
- 10分程度燻製し、火を止めた後も蓋をしたままさらに10分置きます。
- 粗熱が取れたら網ごと裏返して器に移し完成。柔らかいので型崩れに注意します。
パスタ
「チーズの女王」と称されるカマンベールを使った「カマンベール・パスタ」は、そのとろける食感とコクのある味わいがさまざまなソースと相性抜群で、消費レシピにも最適です。
カマンベール・パスタの作り方
- 玉ねぎ、ベーコン、にんにく、カマンベールをカットします。
- フライパンにオリーブオイルとにんにくを入れて弱火で炒め、香りが立ったら中火にして玉ねぎとベーコンを炒めます。
- トマトホール缶、水、コンソメ、塩胡椒、砂糖を加え、トマトをつぶしながら約10分煮込みます。
- パスタを茹で、フライパンに茹でたパスタとカマンベールを加えて混ぜ合わせます。
- お皿に盛りつけ、お好みでパセリを添えて完成です。
卵焼き
日常の卵焼きにひと工夫したい時には「カマンベールの卵焼き」がおすすめです。
卵焼きの中からとろけ出すカマンベールが絶品で、熱々のうちに召し上がってください。
カマンベールの卵焼きの作り方
- カマンベールを6等分にカットします。
- ボウルに卵、酒、白胡椒、イタリアンパセリを入れて溶き合わせます。
- 卵焼き器を中火で熱し、サラダ油を薄く引きます。
- 卵液を薄く入れて全体に広げ、カマンベールを乗せます。
- 周りが固まり半熟になったら巻いて寄せておきます。
- 残りの卵液も同様に巻きます。
- 全体に薄い焼き色がついたら形を整え、食べやすい大きさにカットして完成です。
グラタン
「カマンベールグラタン」はチーズ好きにはたまらない一品です。
じゃがいも、カマンベール、ホワイトソースの組み合わせがアツアツ、ホクホク、とろーりと楽しめます。
カマンベールグラタンの作り方
- じゃがいもと玉ねぎを薄切り、カマンベールを細かくカットします。
- じゃがいもは電子レンジで柔らかくなるまで加熱します。
- フライパンを熱してバターを溶かし、玉ねぎを炒めます。
- 火が通ったら火を止めて小麦粉を入れ、粉っぽさがなくなるまで混ぜます。
- 牛乳、塩胡椒、鶏ガラスープの素を加え、とろみが出るまで中火で煮ます。
- 耐熱容器にじゃがいもを入れ、その上に煮込んだホワイトソースを流し入れ、カマンベールを乗せます。
- トースターで約5分加熱し、お好みで黒胡椒をかけて完成です。
トマト鍋
ワインにぴったりの「カマンベール・トマト鍋」は、丸ごとカマンベールを使い、お好みの具材でアレンジできる贅沢なお鍋です。
カマンベール・トマト鍋の作り方
- フライパンにオリーブオイルをひき、ニンニクと玉ねぎを炒めます。
- 鍋にトマト缶、ブイヨン、水を入れてひと煮立ちさせ、炒めたニンニクと玉ねぎ、お好みの具材を加えます。
- 具材に火が通ったら弱火にし、塩胡椒で味を整え、火を止めた後に中央にカマンベールを置いて蓋をします。
- 余熱でカマンベールが溶けたら完成です。
- 締めは雑炊やうどん、パスタなどが絶品です！
まとめ
この記事のポイントを簡潔にまとめます。
- カマンベールチーズは白カビタイプの製法で作られた、表皮が白カビに覆われており中が柔らかい小型のチーズ。
- カマンベールチーズは「チーズの女王」とも呼ばれ、とろりと柔らかく濃厚でクリーミーな味わいが特徴です。
