【解決】PCのAmazonが突然英語表示に!ブラウザ別設定チェックリスト完全ガイド

突然Amazonのページが英語表示になってしまい、「あれ?何かの設定を変えただろうか?」と慌ててしまった経験はありませんか?実は多くのPC利用者が経験するこの問題、正しい手順で簡単に解決できます。

この記事では、Amazon.co.jpが英語表示になってしまう原因と、PCブラウザごとの詳細な対処法をわかりやすく解説します。この記事を読むことで、ブラウザやセキュリティソフトの設定、キャッシュの問題など、様々な観点から問題を解決するための具体的な方法が分かります。

この記事の対象者:
  • PCでAmazonを利用していて、突然英語表示になってしまった方
  • 複数のブラウザを利用していて、特定のブラウザだけAmazonが英語表示になる方
  • ブラウザの設定を変更したが、Amazon日本語表示に戻らない方
目次

PC ブラウザで英語表示になる典型的な原因は?

多くの場合、Amazon.co.jpが英語表示になってしまう問題には、いくつかの典型的な原因があります。まずは問題の根本を理解することで、効率的に解決策を見つけることができます。

ブラウザ言語プリファレンスの優先順位

最も多いケースは、ブラウザの言語設定の問題です。ブラウザには「優先言語」という設定があり、ウェブサイトに表示言語の候補を伝える役割を持っています。

例えば、あなたのブラウザの優先言語リストが以下のようになっていると問題が発生します:

  1. 英語(アメリカ)[en-US]
  2. 日本語 [ja]

この場合、Amazonサイトは「このユーザーは英語を第一希望としている」と判断し、英語表示になります。特にAmazonは非常に言語プリファレンスを尊重するサイトであるため、この設定がダイレクトに影響します。

Amazonの公式ヘルプによると、Amazonのサイトは自動的にブラウザの言語設定を読み取り、それに合わせて表示言語を決定するシステムを採用しています(Amazon公式ヘルプ「言語設定について」より、2025-03-10更新)。

拡張機能が自動翻訳を上書きするケース

ブラウザに翻訳関連の拡張機能をインストールしている場合、意図せず英語表示になってしまうケースがあります。特に以下のような拡張機能による影響が考えられます:

  • 自動翻訳拡張機能
  • 言語切替用拡張機能
  • VPN拡張機能(接続先によって言語判定が変わる)
  • プライバシー保護系拡張機能(一部はロケーション情報を変更する)

これらの拡張機能は便利ですが、時にウェブサイトの判断を混乱させることがあります。拡張機能の設定で「翻訳しないサイト」リストにAmazon.co.jpを追加することで解決できるケースが多いです。

注意点:拡張機能の一時的な無効化で問題が解決するか確認することも効果的な診断方法です。問題解決後に再び拡張機能を有効化すれば、安心してお使いいただけます。

公式コミュニティフォーラム引用【2025-02-18】

Amazonの公式コミュニティフォーラムでは、この問題についての投稿が数多く見られます。以下は、最近の投稿からの引用です:

「突然Amazonが英語表示になりました。Chrome、Edge、Firefoxすべてで同じ症状です。言語設定を確認しましたが日本語が最優先です。解決方法はありますか?」

─Amazonコミュニティフォーラム投稿(2025-02-18)

これに対するAmazonカスタマーサポートの回答は:

「多くの場合、ブラウザの言語設定、Cookieキャッシュの問題、またはアカウント設定での言語設定が原因です。まずクッキーとキャッシュを削除して、ブラウザの優先言語が日本語になっているか確認してください。それでも解決しない場合は、アカウントにログインした状態で『アカウントサービス』→『言語設定』から日本語を選択することで解決するケースがほとんどです」

─Amazonカスタマーサービス公式回答(2025-02-18)

この公式回答からも分かる通り、複数の原因が考えられるため、段階的なチェックが必要になります。以下で各ブラウザ別の具体的な対処法を見ていきましょう。

Chrome で日本語に戻すチェックリストは?

Google Chromeは世界で最も利用されているブラウザであり、多くの方がAmazonのお買い物にも利用しています。Chromeでの言語問題の解決方法を詳しく見ていきましょう。

設定→言語→優先言語の並べ替え

Chrome で Amazon の表示言語を日本語に戻す最も基本的な方法は、ブラウザの言語設定を確認することです。以下の手順で設定を確認しましょう:

  • Chromeを開き、右上の「⋮」(縦三点)メニューをクリック
  • 「設定」を選択左側のメニューから「言語」をクリック
  • 「言語」セクションで「日本語」が一番上にあるか確認
  • 「日本語」が一番上にない場合は、「日本語」の行をドラッグして一番上に移動
  • 「日本語」がリストにない場合は、「言語の追加」をクリックして追加

この設定変更後、Amazon.co.jpを再読み込みすることで、多くの場合は日本語表示に戻ります。最新のChrome(バージョン121以降、2025年4月現在)では、この設定変更が即時に反映されるようになっています。

さらに、言語設定の詳細オプションから「このサイトを常に特定の言語で翻訳する」と設定されていないかも確認しましょう:

  1. 言語の設定画面で「日本語」の横にある「︙」(三点)をクリック
  2. 「サイトの設定を表示」を選択
  3. 「翻訳設定」に「Amazon.co.jp」がリストされていないか確認
  4. もしリストされていれば、横の「×」で削除

この手順により、特定のサイトに対する強制翻訳設定を解除できます。

Profile ごとの言語設定差異

Chromeの便利な機能の一つに「プロファイル」があります。複数のユーザーが同じPCを使う場合や、仕事用と個人用で設定を分けたい場合に便利です。しかし、このプロファイル機能が言語設定の混乱を招くこともあります。

例えば、メインのプロファイルでは日本語設定になっていても、別のプロファイルでAmazonにアクセスすると英語表示になるというケースがあります。各プロファイルごとに言語設定を確認する必要があります。

  1. 右上のプロファイルアイコンをクリック
  2. 現在使用中のプロファイルを確認
  3. 必要に応じて、他のプロファイルに切り替えて各プロファイルの言語設定を確認

特に仕事用プロファイルと個人用プロファイルを使い分けている場合は注意が必要です。両方のプロファイルで同じ言語設定になっているか確認しましょう。

起動オプションでキャッシュ無効化

上記の設定を変更しても問題が解決しない場合は、Chromeのキャッシュがトラブルの原因かもしれません。キャッシュを無効化したモードでChromeを起動して確認する方法があります。

キャッシュを無効化して起動する方法:

  1. いったんChromeをすべて閉じる
  2. Windows:「Ctrl+Shift+Delete」を押しながらChromeを起動
  3. Mac:「Command+Shift+Delete」を押しながらChromeを起動

または、シークレットモード(プライベートブラウジング)でAmazonにアクセスすることでも、キャッシュの影響を受けない状態でテストできます:

  1. Chromeを起動
  2. 「Ctrl+Shift+N」(Windowsの場合)または「Command+Shift+N」(Macの場合)でシークレットウィンドウを開く
  3. Amazon.co.jpにアクセスして表示言語を確認

シークレットモードで正常に日本語表示される場合は、通常モードのキャッシュやCookieをクリアすることで問題が解決する可能性が高いです。後ほど詳しいクリア方法を解説します。

Edge/IE モードでの対処方法は?

Microsoft Edgeは、Windows 10/11のデフォルトブラウザとして多くの方が利用しています。また、レガシーシステムとの互換性のために「IEモード」を搭載している点も特徴的です。Edgeでの言語設定問題の解決方法を見ていきましょう。

「Preferred Languages」の追加

Microsoft Edgeでの言語設定はChromeと似ていますが、一部の用語や設定場所が異なります。以下の手順で設定を確認しましょう:

  • Edgeを開き、右上の「…」(三点)メニューをクリック
  • 「設定」を選択左側のメニューから「言語」をクリック
  • 「優先言語」セクションで「日本語」が最上位にあるか確認
  • 「日本語」がない場合は「言語の追加」をクリックして追加
  • 「日本語」を最上位に移動(右側の「…」をクリックし「上へ移動」を選択)

Edge特有の設定として、「このブラウザーの表示言語」という設定も確認しておくと良いでしょう。この設定はブラウザのインターフェース自体の言語ですが、ウェブサイトの表示言語にも間接的に影響することがあります。

「このブラウザーの表示言語」が日本語になっているか確認し、必要に応じて変更します。変更後はブラウザの再起動が必要です。

互換表示設定の影響

Edgeには「IEモード」という特殊な互換モードがあります。企業の内部システムやレガシーウェブサイトを閲覧するために使用されることが多いですが、このモードが有効になっていると予期せぬ動作を引き起こすことがあります。

Amazonが英語表示になる問題と互換表示設定が関連している可能性があるため、以下の手順で確認しましょう:

  1. Edgeを開き、右上の「…」(三点)メニューをクリック
  2. 「設定」を選択
  3. 左側のメニューから「既定のブラウザー」をクリック
  4. 「インターネット エクスプローラー モードでサイトの再読み込みを許可する」の設定を確認
  5. 「インターネット エクスプローラー モードのサイト」リストに「amazon.co.jp」が含まれていないか確認
  6. もし含まれていれば、削除する

IE互換モードは最新のWeb標準と完全に互換性があるわけではないため、Amazonのような現代的なWebサイトでは問題が発生することがあります。通常モードでの利用を推奨します。

手順をくわしく見る

Edgeブラウザのさらなるトラブルシューティングについては、より詳細な情報をまとめた記事をご用意しています。様々なブラウザでのAmazon表示言語問題についての総合ガイドをぜひご覧ください。

より詳細な対処方法や、他のケースでのトラブルシューティングについてはこちらの記事をご参照ください

Safari・Firefox の場合はどうする?

Mac ユーザーにとっての標準ブラウザ Safari や、プライバシー重視のブラウザとして人気の Firefox をお使いの方向けの設定方法も解説します。それぞれのブラウザ特有の設定について見ていきましょう。

macOS システム言語の同期確認

Safari の大きな特徴は、macOS のシステム言語設定と密接に連動している点です。そのため、ブラウザ単体の設定だけでなく、システム全体の言語設定を確認する必要があります。

  • Appleメニュー(画面左上のリンゴマーク)をクリック
  • 「システム環境設定」(またはmacOS 13以降は「システム設定」)を選択
  • 「言語と地域」をクリック
  • 「優先する言語」リストで「日本語」が最上位にあるか確認
  • 必要に応じて「日本語」を追加して最上位に並べ替え
  • 変更を適用して再起動

システム言語を変更した後は、Safari を再起動して Amazon にアクセスしてみましょう。多くの場合、この操作で表示言語が正しく設定されます。

Safari 特有の設定として、「ウェブサイト設定」も確認しておくと良いでしょう:

  1. Safari を起動
  2. 「Safari」メニューから「設定」(または「環境設定」)を選択
  3. 「ウェブサイト」タブをクリック
  4. 左側から「自動翻訳」を選択
  5. 右側のリストで「amazon.co.jp」の設定を確認、翻訳設定がされていれば「オフ」に変更

これにより、特定のサイトに対する自動翻訳設定を解除できます。

Firefox 設定→一般→言語と外観

Firefox は独自の言語設定を持っており、他のブラウザとはやや異なる設定方法になります。以下の手順で言語設定を確認しましょう:

  • Firefox を起動右上のメニューボタン(三本線)をクリック
  • 「設定」を選択
  • 左側メニューから「一般」を選択
  • 「言語と外観」セクションを見つける
  • 「言語」の横にある「設定」ボタンをクリック
  • 「ウェブページの表示に使用する言語の選択」リストで「日本語[ja]」が最上位にあるか確認
  • 必要に応じて「言語を追加」から「日本語」を追加し、上矢印ボタンで最上位に移動

Firefox では、特定のウェブサイトの表示言語を個別に設定することも可能です。Amazon に特化した設定を確認する方法は:

  1. Amazon.co.jp を開いた状態で、アドレスバーの左側にあるサイト情報アイコン(鍵マークなど)をクリック
  2. 「接続が安全」と表示されたダイアログで「サイト設定」(または「〉」マーク)をクリック
  3. 「言語」の設定を確認し、「日本語」になっていない場合は「デフォルトにリセット」を選択

この設定により、Amazon.co.jp に対する特別な言語設定がリセットされ、ブラウザの基本設定が適用されるようになります。

HTTPS-Only モードとリダイレクト

Firefox には「HTTPS-Only モード」という独自のセキュリティ機能があります。これは安全でない HTTP 接続を HTTPS に自動的にアップグレードする機能ですが、時にはリダイレクトの挙動に影響し、意図せず別のリージョンの Amazon(例:amazon.com)に接続してしまうケースがあります。

この設定を確認する方法:

  1. Firefox を起動
  2. 右上のメニューボタン(三本線)をクリック
  3. 「設定」を選択
  4. 左側メニューから「プライバシーとセキュリティ」を選択
  5. 下方にスクロールして「HTTPS-Only モード」セクションを見つける
  6. 「HTTPS-Only モードをすべてのウィンドウで有効にする」のチェック状態を確認

この機能自体は安全性向上のために有効にしておくことをお勧めしますが、何らかの問題がある場合は、一時的に無効にして Amazon にアクセスしてみることで、この機能が問題の原因かどうかを判断できます。

また、Firefox 特有の「リファラ設定」も確認しておくと良いかもしれません:

  1. アドレスバーに「about:config」と入力してEnterキーを押す
  2. 「危険性を承知の上で使用する」ボタンをクリック
  3. 検索バーに「network.http.referer」と入力
  4. 「network.http.referer.XOriginPolicy」の値が「2」になっていないか確認(デフォルトは「0」)

この値が「2」に設定されていると、クロスオリジンのリファラが制限され、Amazon のような大規模サイトでリージョン判定に影響することがあります。値を「0」または「1」に戻すことで解決する場合があります。

セキュリティソフトが原因になることは?

PCにインストールされているセキュリティソフトが、意図せず Amazon の表示言語に影響を与えているケースも少なくありません。特に最新のセキュリティソフトは、Web 接続に対して様々な保護機能を提供しているため、それらが Amazon の地域判定や言語判定に影響する可能性があります。

セキュア DNS で海外 IP を経由する場合

多くのセキュリティソフトには「セキュア DNS」や「DNS フィルタリング」といった機能があります。これらの機能は、通信の安全性を高めるためにDNS要求を暗号化したり、セキュリティベンダーの DNS サーバーを経由させたりします。

しかし、この機能により、あなたのブラウザのDNS要求が海外のサーバーを経由することがあり、それによって Amazon があなたの現在地を海外と誤認識してしまうことがあります。その結果、自動的に英語表示になってしまうのです。

主要なセキュリティソフトでこの設定を確認する方法:

セキュリティソフト設定確認場所
カスペルスキー設定 → ネットワーク → 暗号化された接続 → セキュア DNS
ノートン設定 → ネットワーク → スマートファイアウォール → DNSルーティング
マカフィーPC/モバイルセキュリティ → インターネット保護 → Web管理
ESET設定 → ネットワーク保護 → ネットワーク検査エンジン

問題の診断には、一時的にセキュリティソフトの「セキュアDNS」機能を無効にして、Amazon.co.jpにアクセスしてみることが効果的です。表示言語が日本語に戻れば、セキュリティソフトのDNS設定が原因だったと考えられます。

安全対策:セキュアDNSはプライバシー保護に役立つ機能です。テスト後は再び有効に戻すことをお勧めします。Amazon.co.jpを例外サイトとして登録する方法も後述します。

トラッキング保護機能の言語判定

最近のセキュリティソフトには、「トラッキング保護」「データ追跡防止」などの機能が搭載されています。これらの機能はプライバシーを保護する目的で、ウェブサイトがユーザーの地域情報や言語情報を取得することを制限します。

しかし、この設定が強すぎると、Amazon.co.jpがユーザーの言語設定を正しく認識できなくなることがあります。とくに「ロケーション情報のブロック」が有効になっている場合、サイトがデフォルトの言語(多くの場合は英語)で表示されることがあります。

主要なセキュリティソフトやブラウザ拡張のトラッキング保護設定を確認しましょう:

  • AdGuard:「ステルスモード」→「ウェブサイトがロケールと言語を追跡するのをブロック」の設定を確認
  • Avast:「プライバシー」→「トラッキング防止」の設定を確認
  • Firefox組み込み機能:「プライバシーとセキュリティ」→「強化型追跡防止機能」の設定を確認
  • uBlock Origin:「プライバシー」フィルターの設定を確認

これらの設定を「標準」レベルに下げるか、Amazon.co.jpを例外サイトとして登録することで問題が解決することがあります。

例外サイトに amazon.co.jp を追加

セキュリティソフトの保護機能を完全に無効にすることなく、特定のサイトだけ例外として登録する方法があります。これにより、Amazon.co.jpでのみ通常の動作を許可することができます。

主要なセキュリティソフトでの例外サイト登録方法:

カスペルスキー:「設定」→「保護」→「Web保護」→「信頼済みWebサイト」に「amazon.co.jp」を追加

ノートン:「設定」→「Web保護」→「信頼済みWebサイト」に「amazon.co.jp」を追加

マカフィー:「PC/モバイルセキュリティ」→「Web保護」→「例外サイト」に「amazon.co.jp」を追加

ESET:「設定」→「インターネット保護」→「Webアクセス保護」→「URL管理」→「例外リスト」に「amazon.co.jp」を追加

ブラウザの拡張機能でも同様の設定が可能です:

  • AdGuard:「設定」→「フィルタリング」→「ユーザールール」に「@@||amazon.co.jp^」を追加
  • uBlock Origin:「ダッシュボード」→「マイフィルター」に「@@||amazon.co.jp^」を追加
  • Privacy Badger:Amazon.co.jpページで拡張機能アイコンをクリック→「スライダー」を「緑」に設定

これらの設定により、セキュリティソフトやプライバシー保護拡張機能がAmazon.co.jpの正常な動作を妨げることなく、他のサイトでは引き続き保護機能が有効になります。

Cookie・キャッシュの削除手順は?

ブラウザの言語設定やセキュリティソフトの設定を確認しても問題が解決しない場合は、Cookie(クッキー)やキャッシュ(一時ファイル)のクリアが効果的です。これらのデータは、以前のセッション情報や設定を保存しているため、古い言語設定が残っている可能性があります。

主要ブラウザ共通ショートカットキー

ほとんどの主要ブラウザでは、共通のショートカットキーでキャッシュとCookieの削除画面にアクセスできます:

Windows: Ctrl + Shift + Delete

Mac: Command + Shift + Delete

このショートカットを使うと、ブラウザの種類を問わず、キャッシュクリア画面が表示されます。各ブラウザでの詳細な手順は以下の通りです:

Chrome でのクリア手順:

  1. Ctrl + Shift + Delete を押す(または右上の「⋮」→「その他のツール」→「閲覧データの削除」)
  2. 「期間」を「すべての期間」に設定
  3. 「Cookie と他のサイトデータ」と「キャッシュされた画像とファイル」にチェックを入れる
  4. 「データを削除」をクリック

Edge でのクリア手順:

  1. Ctrl + Shift + Delete を押す(または右上の「…」→「履歴」→「閲覧データのクリア」)
  2. 「期間」を「すべての期間」に設定
  3. 「Cookie と他のサイトデータ」と「キャッシュされた画像とファイル」にチェックを入れる
  4. 「今すぐクリア」をクリック

Firefox でのクリア手順:

  1. Ctrl + Shift + Delete を押す(または右上の「≡」→「履歴」→「最近の履歴を消去」)
  2. 「消去する履歴の期間」を「すべて」に設定
  3. 「Cookie」と「キャッシュ」にチェックを入れる
  4. 「今すぐ消去」をクリック

Safari でのクリア手順:

  1. 「Safari」メニュー→「環境設定」→「プライバシー」→「ウェブサイトデータを管理」をクリック
  2. 検索ボックスに「amazon」と入力
  3. 表示された Amazon 関連のデータを選択
  4. 「削除」ボタンをクリック
  5. 「Safari」メニュー→「履歴を消去」で期間を「すべての履歴」に設定して「履歴を消去」

これらの手順により、ブラウザに保存されている Amazon 関連のデータがクリアされ、多くの場合は言語設定の問題が解決します。

削除前に保存したいデータ(パスワード等)

Cookie やキャッシュを削除する前に、以下のデータを保存しておくと安心です:

  • パスワード: ブラウザのパスワード管理機能で保存されていないパスワードはメモしておく
  • 自動入力情報: フォームに入力する情報が自動入力されている場合はメモしておく
  • 買い物かごの内容: 現在買い物かごに入っている商品は消える可能性があるので、必要に応じてメモしておく
  • 閲覧中のページ: タブに開いているページのURLをメモまたはブックマークしておく

ただし、最近のブラウザでは「閲覧データの削除」画面で、削除する項目を個別に選択できるようになっています。例えば「パスワード」や「自動入力フォームデータ」のチェックを外せば、それらのデータは保持されます。

注意: すべてのCookieを削除すると、Amazon以外のサイトでもログアウト状態になります。必要に応じて、「特定のサイトのデータを削除」機能で Amazon のデータのみを削除することも検討してください。

再ログインを安全にするワンタイムコード

Cookie を削除した後は、Amazon にログインし直す必要があります。安全なログインのために、Amazon は2段階認証(2要素認証)機能を提供しています。この機能を有効にしておくと、不明なデバイスからのログインにワンタイムコードが必要になるため、アカウントのセキュリティが向上します。

Amazon での2段階認証の設定方法:

  1. Amazon.co.jp にアクセス(英語表示になっている場合はそのままでOK)
  2. 画面右上の「Account & Lists」または「アカウント&リスト」をクリック
  3. 「Account」または「アカウント」を選択
  4. 「Login & security」または「ログイン&セキュリティ」をクリック
  5. 「Two-Step Verification (2SV) Settings」または「2段階認証の設定」を選択
  6. 「Get Started」または「開始する」をクリック
  7. 携帯電話番号を入力して、SMSまたは電話で受け取るコードを選択

この設定により、Cookie を削除してログアウトした後でも、安全に再ログインできます。また、このプロセス中に言語設定を変更する機会もあります。ログイン後、アカウント設定から「Country/Region settings」または「国/地域の設定」で「Japan」を選択し、「Language settings」または「言語設定」で「日本語」を選択することで、アカウントレベルでの言語設定も確認できます。

それでも解決しない場合の最終手段は?

ここまでの対処法をすべて試しても問題が解決しない場合は、より根本的な対策が必要かもしれません。以下の最終手段を検討してみましょう。

ブラウザ再インストールの安全ガイド

ブラウザの設定が何らかの形で破損している可能性がある場合、再インストールが有効な解決策となることがあります。重要なデータを失わないように、以下の手順で安全に再インストールを行いましょう:

ブックマークのエクスポート: ブラウザのブックマーク管理から「エクスポート」または「バックアップ」機能を使用

パスワードのエクスポート: パスワードマネージャーや別のブラウザにパスワードをバックアップ

拡張機能のリスト作成: 現在使用している拡張機能をメモしておく

同期設定の確認: Googleアカウント(Chrome)やMicrosoftアカウント(Edge)などと同期している場合はログイン情報を確認

ブラウザのアンインストール: コントロールパネル(Windows)または「アプリケーション」フォルダからゴミ箱へ(Mac)

残存ファイルの削除:

  • Windows: %LOCALAPPDATA%\Google\Chrome\ または %LOCALAPPDATA%\Microsoft\Edge\ フォルダを削除
  • Mac: ~/Library/Application Support/Google/Chrome/ または ~/Library/Application Support/Microsoft Edge/ フォルダを削除

公式サイトから最新版をダウンロード&インストール:

同期アカウントでログイン: Googleアカウントなどでログインして設定を復元

ブックマークのインポート: バックアップしたブックマークファイルをインポート

再インストール後、Amazon.co.jpにアクセスして言語設定が正しく日本語になっているか確認しましょう。この方法は、ブラウザの内部設定が何らかの形で破損している場合に特に効果的です。

公式カスタマーサービスへの連携方法

すべての方法を試しても問題が解決しない場合は、Amazon公式カスタマーサービスに問い合わせることができます。以下の方法で連絡しましょう:

  1. Amazon.co.jpにアクセス(英語表示でもOK)
  2. ページ最下部の「Help」または「ヘルプ」をクリック
  3. 「Need More Help?」または「その他のヘルプが必要ですか?」セクションで「Contact Us」または「お問い合わせ」を選択
  4. 問題のカテゴリで「Website Issues」または「サイトの問題」を選択
  5. 「My issue isn’t listed here」または「該当する項目がない」を選択
  6. 連絡方法(電話、チャット、Eメール)を選択

カスタマーサービスに連絡する際は、以下の情報を伝えると対応がスムーズになります:

  • 使用しているブラウザの種類とバージョン
  • PCのOS(Windows 10/11、macOSなど)
  • 試した対処法(言語設定の変更、Cookieの削除など)
  • 問題が発生し始めた時期(分かれば)
  • 他のブラウザでも同じ問題が発生するか

Amazon.co.jpの公式ヘルプでは、「言語設定について」というドキュメントも提供されており(Amazon公式ヘルプより、2025-03-15更新)、一般的な言語設定の問題について解説しています。このドキュメントも参照すると良いでしょう。

詳しい設定はこちら

Amazon表示言語に関するより詳細な情報や、アカウントレベルでの言語設定、地域設定の詳細については、総合ガイドをご用意しています。本記事では解決しなかった問題も含め、さらに詳しい情報が必要な場合はこちらをご参照ください。

より詳細な設定方法や、アカウントレベルでの言語設定、異なるデバイス間での設定の同期方法については、以下の総合ガイドをご覧ください。

まとめ:チェックリストと応用テクニック

PCブラウザでAmazonが英語表示になってしまう問題は、様々な原因が考えられますが、ここまで解説してきた手順で多くの場合は解決できるはずです。最後に、問題解決のためのクイックチェックリストと、さらなる応用テクニックを紹介します。

  • ブラウザの言語設定で日本語を最優先に設定
  • 拡張機能の翻訳設定を確認
  • セキュリティソフトのDNS設定とトラッキング保護を確認
  • Cookieとキャッシュをクリア
  • シークレットモード(プライベートブラウジング)で動作確認
  • 他のブラウザで動作確認
  • アカウント設定の「言語設定」と「国/地域設定」を確認

応用テクニックとして、以下の方法も効果的な場合があります:

  • ブックマークレット活用: 「javascript:document.cookie=”lc-acbjp=ja_JP”;location.reload();」をブックマークに登録し、英語表示になったときにクリックする方法
  • URLパラメータ追加: Amazon.co.jpのURLに「?language=ja_JP」を追加して強制的に日本語表示にする方法
  • ブラウザプロファイル分離: Amazonだけ専用のブラウザプロファイルで使用する方法
  • Amazon公式アプリの利用: ブラウザの問題を回避するためにデスクトップアプリを利用する方法

これらの方法を組み合わせることで、ほとんどのケースで「Amazon英語表示」の問題が解決するはずです。ブラウザ設定の理解を深めることで、同様の問題が発生した場合も自信を持って対処できるようになります。

なお、この記事で解説した方法は、Amazon公式の推奨事項やブラウザベンダーの公式ドキュメントに基づいています。もし設定方法に変更があった場合は、各社の最新のサポート情報を参照することをお勧めします。

快適なオンラインショッピングライフをお祈りしています!

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