心を強く保つための名言集:人生を変える勇気の言葉27選

誰もが人生の道を順調に進むわけではありません。

試練や困難は誰にでも訪れ、そのたびに落ち込むことがあります。

そんなとき、あなたは何を頼りに再び歩き出す力を得ていますか?

ここでは、つらく悲しい気持ちのときにも前進する勇気を与える「勇気の出る言葉」を紹介します。

勇気は目に見えるものではなく、明確にわかるものでもありません。

利他的行為がすべて勇気の現れとは言えませんが、普通ではできないことをするには勇気が必要です。

今回は、あなたの背中を押してくれる勇気の出る言葉や名言、格言をお届けします。

目次

「疑わずに最初の一段を登りなさい。階段のすべて見えなくてもいい。とにかく最初の一歩を踏み出すのです。」(マーティン・ルーサー・キングJr.牧師)

アフリカ系アメリカ人の公民権運動の指導者として知られるキング牧師は、その生涯を黒人差別廃絶のために捧げました。

非暴力抵抗運動の先頭に立ち、志半ばで凶弾に倒れるまで精力的に活動を続けていました。

活動の中では命の危険を感じることもあったでしょう。

しかし、キング牧師はキリスト教の牧師として神に全ての信頼を置いて活動していました。

この信頼から生まれたのが、この勇気をくれる言葉です。

誰の人生も先が見えているわけではありませんが、勇気を出して一歩を踏み出せば運命は動き、人生が進んでいきます。

この言葉から、キング牧師の生き様とともに勇気をもらえます。

「狭い門から入りなさい。滅びに通じる門は広く、その道も広々として、そこから入る者が多い。しかし命に通じる門はなんと狭く、その道も細いことか。それを見いだす者は少ない。」(新約聖書・マタイ7:13~14)

先に紹介したキング牧師は、キリスト教の牧師でした。

キリスト教は、イエスキリストが残した福音と素晴らしい言葉が詰まった聖書をもとにした宗教です。

聖書には、人生に勇気をくれる言葉がたくさん残されています。

この言葉にある「狭い門」とは、人生における困難や試練のことです。

困難や試練を恐れずに「狭い門」をくぐった人だけが、神様が用意した素晴らしい祝福を受けることができるのです。

この言葉から勇気をもらい、恐れずに狭い門に挑んでいきましょう。

「神のなさることは、時にかなって美しい」(旧約聖書・伝道者の書3章11節)

この言葉もキリスト教の聖書にある勇気をくれる言葉です。

どんな困難や試練も、すべては神様が決めたことです。

キリスト教の教えでは、神様が決めたことは「ジャストタイミング」だと考えます。

どんなに悪い出来事のように思えても、それは神様が絶妙なタイミングで決めていたことなので「美しい時」だと考えます。

たとえキリスト教を信じていない人でも、こうした言葉を知っていれば、困難や試練も「神様が決めたこと」と思うことで前に進むことができるのではないでしょうか?

この言葉は、そんな勇気を与えてくれる言葉です。

「ことごとくよろし(咸く宜し)」(廣瀬淡窓)

廣瀬淡窓(ひろせ たんそう)は、幕末期に活躍した学者であり教育者として知られています。

彼は大分県日田市の裕福な商家に生まれ、身体が弱く何度も生死の境をさまよいました。

しかし、家族の献身的な看護によって回復し、その恩を感じて教育者の道を選びます。

彼の私塾「咸宜園(かんぎえん)」は全国から約4000人の門弟が集まり、共に勉学に励みました。

淡窓の教えの一つである「ことごとくよろし」という言葉は儒教から引用されたもので、「全ての人間は天が造った存在だからこそ素晴らしい」という意味を持ちます。

この言葉は、心理学的にも子どもの自己肯定感を育む良い教えです。

もし子どもが落ち込んでいたら、この言葉をかけてあげることで自己肯定感を高めることができるでしょう。

「ことごとくよろし」は、そんな勇気を与える言葉です。

「心で見なくちゃ、ものごとはよく見えないってことさ。かんじんなことは、目に見えないんだよ」(サン・テグジュペリ『星の王子さま』より)

『星の王子さま』の作者サン・テグジュペリは、文学者でありながら軍人や飛行機操縦士としても活躍した人物です。

彼は第二次世界大戦の終わり頃に『星の王子さま』を執筆しました。

この作品の中で、王子は旅をしながら様々な出会いと別れを経験します。

その中でキツネとの対話から生まれたこの言葉は、自信を失った王子に対してキツネが優しく語りかける場面で使われます。

この言葉は、物事の本質を見失いがちな時に思い出してほしい勇気をくれる言葉です。

きっとあなたに新たな勇気を与えてくれるでしょう。

「あなたがたを襲った試練で、人間として耐えられないようなものはなかったはずです。神は真実な方です。あなたがたを耐えられないような試練に遭わせることはなさらず、試練と共に、それに耐えられるよう、逃れる道をも備えていてくださいます。」(新約聖書・コリント人への第一の手紙10章13節)

この聖書の言葉は、特に有名で、多くの人に勇気を与えてきました。

人生には「もう無理かもしれない」と思うような試練が訪れることがありますが、そんな時にはこの言葉を思い出してください。

試練の中でも必ずそれを乗り越える方法や助けが用意されていることに気付けるでしょう。

この言葉は、困難や試練の中でも恐れず前進する力を与えてくれるのです。

「そうだ、恐れないでみんなのために。愛と勇気だけが友達さ。」(やなせたかし『アンパンマン』より)

このフレーズは多くの日本人に馴染み深いものでしょう。

『アンパンマン』の生みの親であるやなせたかしは、94歳まで創作活動を続けた絵本作家であり作詞家です。

アンパンマンは、やなせの厳しい戦争体験から生まれたキャラクターで、そのストーリーには彼の人生哲学が反映されています。

アンパンマンは、自身を犠牲にして他人を助けるヒーローです。

このキャラクターはいつもこのテーマ曲とともに現れ、子供たちに夢と希望を与え続けています。

この言葉には、どんな困難にも立ち向かう勇気が込められています。

ぜひ覚えておきたい勇気の言葉です。

「幸せはいつも自分の心が決める」(アルベルト・アインシュタイン)

自分自身の心が幸せの基準を決めるというこの言葉は、勇気と自己肯定感を与えてくれます。

「一見して人生には何の意味もない。しかし、1つの意味もないということはない。」(アルベルト・アインシュタイン)

どんなことにも意味があると考えることで、勇気を持って一歩を踏み出す力が湧いてきます。

「あなたはあなたであればいい」(マザーテレサ)

自分らしくあることの大切さを教えてくれるこの言葉は、最も勇気を与えてくれるものの一つです。

「100人に食べ物を与えることができなくても、1人にはできるでしょ。」(マザーテレサ)

大きなことを成し遂げなくても、小さな行動が大切であることを示す勇気の言葉です。

「神様は私たちに成功して欲しいと願ってはいません。ただ挑戦することを望んでいるだけです。」(マザーテレサ)

挑戦そのものが大切であり、成功しなくてもいいというこの言葉は、勇気を与えてくれます。

「ベストを尽くせばいい。それ以上のことなんて誰にもできないのだから。」(アーノルド・J・トインビー)

自分の力を最大限に尽くせば良いというこの言葉は、まさに勇気をくれる言葉です。

「私たちは人生の闘いだけは決して放棄してはならない。」(ヴィクトール・フランクル)

戦うことをやめなければいいというこの言葉は、勇気と希望を与えてくれます。

「祝福しなさいその運命を。信じなさいその意味を。」(ヴィクトール・フランクル)

どんな状況や境遇にあっても、全ての人生には意味があり、祝福すべき何かが必ず存在します。

現状を憂うことなく受け入れれば、道は自然と開けるものです。

「失敗すればするほど我々は成功に近付いている。」(トーマス・エジソン)

失敗が成功への一歩であるという考えは、非常に励みになります。

失敗を恐れず挑戦することが、最終的に成功に繋がるのです。

「前進あるのみだ、全力でやれることだけのことをやってみなさい。」(トーマス・エジソン)

この言葉は、勇気をもって前進し続けることの大切さを教えています。

全力で挑戦することで道は拓けます。

「出会った仕事が天職」(マーチン・H・ケネリー)

仕事に悩んだとき、この言葉は自分の取り組んでいる仕事に意義を見出し、勇気を持って続ける力を与えてくれます。

「人生が困難なのではなく、あなた自身が人生を困難にしているのです。人生は極めてシンプルだ。」(アルフレッド・アドラー)

考え方や視点を変えることで、人生はシンプルになるという勇気を与えてくれる言葉です。

「重要なことは何をもって生まれたかではなく、与えられたものをどう使いこなすかである。」(アルフレッド・アドラー)

どんな資質を持っているかではなく、自分のベストを尽くすことが大切であるという励ましの言葉です。

「明日死ぬと思って生きなさい。永遠に生きると思って学びなさい。」(マハトマ・ガンジー)

今日を必死で生き、限りなく学ぶべきであるというガンジーの言葉は、勇気をもって生きるための指南です。

「私は愚かだと認められる人が賢者である。」(ブッダ)

自分を愚かだと思い悩んでいる人にとって、自分を認めることが真の賢者への道であるという勇気の言葉です。

「自分が敗者かどうかは、自分がそれを認めるか認めないかの違いだけである。」

敗者であることを決めるのは自分だけであり、認めなければ勝者であり続けるチャンスがあるという勇気を与えてくれる言葉です。

勇気とは大きなことを成しとげることではなく、折れない心を持つことである。

大きな成果を上げることが勇気ではなく、困難に直面しても心が折れないことが真の勇気であると教える言葉です。

一歩を踏み出さなければ、二歩目はない。

勇気の出るこの言葉は、一歩目を踏み出すことの重要性を強調しています。

最初の一歩が次の一歩に繋がり、勇気の連続となるのです。

孤独を嘆いてはならない。何故なら孤独とは認識の問題だけだからである。

孤独を恐れたり嘆いたりする必要はありません。

孤独は認識の問題であり、孤独ではないと信じる限り、あなたは孤独ではないのです。この言葉は勇気を与えてくれます。

この世で最も美しいことは罪を犯した者がそれを悔いること。(ソロモン王)

過ちを犯しても、それを悔い改めることこそが勇気であると示す言葉です。

許されることではないにせよ、過ちを正すことができるのは美しい行為です。

まとめ

これらの勇気の出る言葉には、言葉そのものに強い力があります。

心に留めておくことで、心理的な変化を促すことができます。

これはプラシーボ効果とも呼ばれ、人間の「思い込み」の力を活用した心理現象です。

この思い込みの力は、現状を変える大きな力を持っています。

ですから、ここで紹介した勇気の出る言葉を心に留めておくことで、その言葉が示すような人生へと導かれるでしょう。

ぜひ、あなたもこれらの勇気の出る言葉を心に留めてください。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

コメントは日本語で入力してください。(スパム対策)

CAPTCHA

目次