「パスタの好きな味は?」と聞かれて何を思い浮かべますか?
定番のミートソース、懐かしのナポリタン、ピリ辛のペペロンチーノなど、いろいろな味が頭に浮かぶでしょうが、濃厚なソースが後を引くカルボナーラは外せませんよね。
子供から大人まで幅広く人気のカルボナーラですが、いつも同じ味で飽きてしまうこともあります。
そこで今回は、カルボナーラ好き必見の味変アイテムをご紹介します!
どのアイテムもおすすめなので、ぜひご家庭で試してみてください。
カルボナーラとは
そもそも「カルボナーラ」とはどのようなパスタなのでしょうか?
まずは、カルボナーラについて詳しく見ていきましょう。
語源は?
カルボナーラの語源にはいくつかの説があります。
代表的なものをご紹介します。
- カルボナーラは北イタリアのポレージネ地方が発祥とされており、当時この地方で活躍していた秘密結社「カルボナリ」の功績を称えて地元の人々が名付けたという説。
- 炭焼き職人(Carbonara)が仕事の合間にパスタを作っていた際に手についた炭の粉が落ちて、黒コショウをかけた見た目のパスタが「カルボナーラ」になったという説。
本場イタリアのカルボナーラとは?
本場イタリアのカルボナーラは、卵・チーズ・黒コショウだけのシンプルなパスタです。
卵とチーズのコクを楽しむシンプルな料理です。
また、材料がシンプルな分だけこだわりが光るのが特徴です。
- スパゲッティではなくショートパスタを使う! イタリアでは料理によって使用するパスタを使い分けますが、カルボナーラには「リガトーニ」というパスタを使用します。
- 羊乳のチーズで塩気とコクを出す! 本場イタリアのカルボナーラに使われるチーズは「ペコリーノ・ロマーノ」という羊乳チーズです。塩気が強く、濃厚な味わいと独特の風味がカルボナーラに欠かせません。
日本のカルボナーラとは
日本のカルボナーラの最大の特徴は、生クリームを使うことです。
生クリームを使うことで、日本人好みのコク深くクリーミーな味わいが表現されています。
その他にも、日本では細いスパゲッティを使ったり、具材にベーコンを使用したりと、本場イタリアのカルボナーラとは異なる点が多々あります。
カルボナーラの作り方
本場イタリアのカルボナーラを家庭で楽しみたい方へ、簡単に作れる本格レシピをご紹介します。
ぜひ挑戦してみてください!
材料
- パスタ…100g
- 卵…1個
- にんにく…1かけ
- 粉チーズ(パルメザン)…10~15g程度
- オリーブオイル…適量
- 塩…適量
- 黒コショウ…適量
本格的なカルボナーラの材料はこれだけです。
家庭に常備してあるものばかりで嬉しいですね。
ちなみにパスタはリガトーニではなく、一般的なスパゲッティでも代用可能です。
1.4mm~1.7mm程度の太めのパスタを選ぶとソースがよく絡みます。
お好みでベーコンを加えるとさらに美味しく仕上がります。
作り方手順
- フライパンにオリーブオイルをひき、弱火~中火でみじん切りにしたにんにくを炒め、香りを出す。このとき、にんにくはカリカリになる前にある程度火が通っていればOKです。ベーコンを使う場合はここで一緒に炒めてください。
- たっぷりのお湯でパスタを茹でます。
- ボウルに卵を入れ、端に寄せ、粉チーズで壁を作ります。
- 卵とは反対側に炒めておいたベーコンとにんにくを入れます。
- 茹で上がったパスタをボウルにかぶせ、10秒ほど待ちます。
- 10秒経ったらトングでソースを絡め、器に盛りつけます。
- 黒コショウを振りかけて完成です。
味に飽きたときのアレンジ方法紹介!
カルボナーラはそのままでも美味しいですが、いつも同じ味だと飽きてしまいますよね。
そんなときに手軽にできる味変をご紹介します。
少し加えるだけで、いつものカルボナーラが驚くほど違う味に!ぜひ試してみてください。
明太子を加える
カルボナーラに明太子を加えると味にメリハリが出ます。
濃厚なソースに見事にマッチし、明太子の辛みがマイルドな味わいに。
お好みで温泉卵や白髪ネギを加えると、お店で出てくるようなリッチなパスタに変身します。
和風感がアップし、さっぱりと食べたいときにもおすすめです。
ごはんですよを加える
「ごはんですよ」といえば熱々の白ごはんが定番ですが、実はカルボナーラとも相性抜群です。
カルボナーラソースに「ごはんですよ」を加えパスタに混ぜるだけで、のりの風味豊かなカルボナーラが楽しめます。
お好みで小口ネギを散らして召し上がれ。
「ももや」の公式HPやテレビでも紹介された一品で、手間なく簡単に作れるのでぜひお試しください。
味噌を加える
意外に思えるかもしれませんが、味噌とチーズは発酵食品同士で相性が抜群です。
味噌を加えることで、カルボナーラの味わいがさらに深まり、美味しく仕上がります。
赤味噌、白味噌、麹味噌など、どの味噌を使っても美味しくなるので、ご家庭にある味噌で試してみてください。
まとめ
いかがでしたか?今回は「カルボナーラ」について詳しくご紹介しました。
本場イタリアと日本のカルボナーラの違いについても知っていただけたのではないでしょうか。
この記事をまとめると
- 本場イタリアのカルボナーラは「卵・チーズ・黒コショウ」が大事!
- 日本のカルボナーラは「生クリーム」が必須!
- 味変アイテムとしては「明太子・ごはんですよ・味噌」がおすすめ!
となります。
材料も作り方もシンプルなカルボナーラ。
ご家庭でも作る機会が多いと思います。
ぜひ、自分好みの味を見つけてカルボナーラを美味しく楽しんでください。
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