パンの耳は高カロリー?ダイエットに効果的な食べ方を徹底解説!

食パンの端の、香ばしく焼けた部分であるパンの耳。

我が家ではサンドウィッチを作った後、母が残ったパンの耳を油で揚げて砂糖をまぶしたおやつにしてくれました。

子供の頃、それが大好きでした。

大人になってから、パン屋でパンの耳がほぼ無料で手に入ることを知り、「美味しいだけでなく節約にもなるなんて素晴らしい!」とますます好きになりました。

しかし、このパンの耳、一体どれくらいのカロリーがあるのでしょうか?

カロリーが高いという意見もあれば低いという意見もあり、ダイエットに使えるという話も聞きます。

実際のところどうなのか、パンの耳のカロリーとダイエットについて詳しく調べてみましょう。

パンの耳のカロリーは高いの?低いの?

高いという意見

驚くべきことに、パンの耳(4辺)と中身(白い部分)は同じカロリーです。

市販の食パン6枚切りの場合、1枚あたりのカロリーは160kcalから170kcalです。

つまり、パンの耳も中身もそれぞれ80kcalから85kcalということになります。

見た目の量に大きな違いがあるにもかかわらず、どちらも同じカロリーだと言われると、「パンの耳はカロリーが高い」という意見も理解できます。

パンの耳は圧縮されているため、カロリーもそのまま圧縮されているのです。

低いという意見

しかし、80kcalから85kcalというカロリー自体は全く高カロリーというほどではありません。

参考までに、たまご豆腐1人前(卵1個分)のカロリーは82kcalです。

高カロリー食品は100gあたり300kcalを超えるものが多いです。

例えば、牛サーロインは100gで約500kcalあります。

これに対して、食パン100gあたりのカロリーは約260kcalです。

こう考えると、「パンの耳はカロリーが低い」という意見にも納得がいきます。

ダイエットには適しているのか?

パンの耳自体のカロリーはそれほど高くありませんが、小麦粉を主成分とする炭水化物であるため、ダイエットの敵とも言えます。

過剰に食べると、体重減少にはつながりません。

さらに、油で揚げると高脂質になり、カロリーも増えます。

では、パンの耳はダイエットに向いていないのでしょうか?

パンの耳はダイエットに使えます!

パンの耳は圧縮されているため、中身の部分よりも固く、自然と噛む回数が増えます。

よく噛むことで脳の働きが活発になり、神経ヒスタミンが増えます。

神経ヒスタミンは満腹中枢や交感神経を刺激し、食欲を抑えるレプチンの分泌を促します。

つまり、よく噛むことで満足感が得られ、食欲が抑えられるのです。

揚げたら高カロリーになるのでは?

パンの耳を揚げると脂質が増えカロリーも上がりますが、その分、少量で腹持ちが良くなります。

揚げずにそのまま食べるとカロリーは低いですが、つい食べ過ぎてしまったり、空腹感が頻繁に訪れて間食の誘惑が増えることがあります。

これが精神的な我慢やストレスにつながり、ダイエットを難しくする原因です。

  • 揚げることで少量でも満足感を得られるため、結果として間食を減らすことができます。
  • 低カロリー過ぎない「おやつ」を摂ることで、腹持ちが良く、満足度も高いため、他の間食を抑えられます。

これにより、ダイエット効果が高まります。

パンの耳に飽きてしまったら?胃もたれの心配は?

揚げてばかりでは飽きてしまい、胃もたれのリスクもあります。

そこで、ピーナッツバターやジャムを塗ったり、フレンチトーストにしたりとアレンジを加えることで、飽きずに美味しく続けられます。

これにより、無理なく長続きするダイエットが実現します。

ストレスのないダイエットは成功率が高くなります。

まとめ

パンの耳のカロリーが高いか低いかは見方によります。

見た目では高く感じますが、数値としてはそれほど高くありません。

パンの耳がパン全体のカロリーの半分を占めることに感心しました。

ダイエットには使えないと思われがちですが、実際には使えます。

少量でも満足できるおやつにすることで、ストレスなく続けられ、成功するダイエットが可能です。

しかも、サンドウィッチを作った残りやパン屋からの余りで実行できるので、経済的にも嬉しいですね。