最近、日本では地震だけでなく、台風や豪雨などの自然災害が頻発しています。
そのため、防災グッズを準備することは非常に重要です。
しかし、何を揃えればいいのか分からないことも多いですし、非常時のためにお金をかけたくないという気持ちもありますよね。
しかし、準備を怠るのは不安。
そんな悩みを抱えていませんか?
『防災グッズ』、もしこれが日常生活でも使える便利なもので、しかも100円ショップで手に入るとしたら、とてもありがたいですよね。
実際、100円ショップには日常生活で使えるだけでなく、万が一の際にも役立つアイテムがたくさん揃っています。
特に、旅行やアウトドア用品はコンパクトで頑丈なものが多く、防災グッズとしても優れています。
普段から使い慣れていると、緊急時にも安心して使えますよね。
防災グッズとしても日常生活でも使える?100均キャンドゥのアイテム紹介
「まいにちに発見を。」でお馴染みの『100均キャンドゥ』には、役立つアイテムがたくさんあります。
日常の使い方と、非常時の使い方をまとめてご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
日常生活と非常時に使える便利アイテム
スマートフォン生活防水ケース
JANコード:4521006189033
プールやお風呂でも使用できるスマホ用の防水ケースです。
レジャーやイベントでも大活躍します。
透明なケースに入れたまま、タッチパネルの操作や写真撮影、通話も可能です。
昨年、子供とプールに行った際にこのアイテムを知っていればよかったと思いました!
夏のフェスや冬のウインタースポーツなど、大きな鞄を持てない時にも便利です。
そのような時、私はこのストラップをもう一つ首からぶら下げて、小銭入れに使うかもしれません。
「お金が見えるのは嫌だな」と思う場合は、ケースの内側に布や紙を入れて目隠しができます。
さらに、マジックで装飾してオリジナルアートケースに変身させても面白いですよね。
非常時には、雨の中で避難することがあるかもしれません。
避難所で生活する間も、スマホやお金などの貴重品は常に身につけておきたいです。
そんな時でも、このケースは貴重品を守る強力な味方になります。
キャンドゥのスマホ防水ケースは、首から下げられるストラップタイプの他に、腕に取り付けられるアームバンドタイプもあります。
カラーはブラックとホワイトの2色展開で、大きなスマホに対応するワイドタイプも揃っています。
非常用アルミシート
JANコード:4906327040452
「保湿」「断熱」「防風」「防水」の4つの効果が期待できる優れたシートです。
シートとして敷くこともでき、バッグに1枚入れておけば安心です。
公園でサンドイッチを食べようとした時、ベンチが汚れていたり、ささくれだらけだったりした経験はありませんか?
我が家の息子は買い物帰りに突然公園へ駆け出すことがよくありますが、そんな時に困るのがベンチのない場所です。
「しまった。ベンチがない。トートバッグと買い物袋の置き場所がない。今日は公園に行く予定じゃなかったのに…。」
そんな時でも、シートを持っていればサッと敷いて、お尻も荷物も汚れずに済みます。
さらに、非常時には真冬の寒さから身体を守るマントとしても使えるでしょう。
緊急簡易トイレ
JANコード:4956810860104
トイレやバケツにセットして、水が出なくても使用できる簡易トイレです。
使用後は固めてニオイをシャットアウトします。
「『○月○日〇時~◯時断水しますので、その間、水を使わないでください』ってマンションのお知らせ来てたな…。
前もってトイレに行ったけど、今になって無性に行きたくなってきた。
どうしよう…。
断水の時に限ってトイレに行きたくなるのはなぜでしょう。
そんな時にもこの簡易トイレがあれば安心です。
トイレは我慢できないものなので、災害・断水・停電時に便利な簡易トイレは必ず用意しておきたいですね。
EVAパンプス
JANコード:4521006496308
水に強く軽量で、柔らかく弾力のあるEVA素材でできたパンプスは、様々なシーンで活躍します。
雨に強いだけでなく、床に割れたガラスが飛び散って危険な時にも足元を守ります。
クロックス風のサンダルは多くの100均で見かけますが、この穴のないタイプは珍しく、おしゃれです。
レインポンチョ
JANコード:4986614234610
すっぽりとかぶるタイプのレインポンチョは動きやすく、リュックを背負ったままでも使いやすいです。
突然の雨で困ったことはありませんか?
折りたたみ傘を持っていないと、どうしようかと悩みます。
傘を売っている場所が近くになければ、さらに困ります。
水に弱い革製のバッグや大切な人へのプレゼントを持っている時に限って雨が降るものです。
「本当に勘弁してくれ」と思う瞬間ですが、このレインポンチョを持っていれば、自分も荷物も守れます。
さらに、避難が必要な時に雨が降っていることも考えられます。
雨は季節や時間に関係なく降り続けるので、避難時には荷物が多く、傘を差せる状況ではありません。
そんな時にはレインコートが必須です。
おむつのニオイを消す抗菌・消臭の秘密のポリ袋
JANコード:4900420090017
使用済みのおむつはもちろん、抗菌・消臭効果が優れたこの袋は、ニオイの気になるものを包むのに最適です。
我が家でも子供が生まれてから、この消臭袋には本当に助けられており、その効果に驚いています。
普通の袋とは違い、ニオイが漏れにくく、特に暑い季節の生ゴミ対策にも便利です。
また、外出時に出るゴミ、特に食べ物がついたゴミのニオイも気になりますよね。
もし災害が起きて避難所で生活することになれば、抗菌・消臭対策は絶対に必要です。
日頃から多めにストックしておくと、いざという時に役立ち、長期間保管しても品質が保たれるので安心です。
マウスウォッシュ
JANコード:4971902070933
次に、お口の消臭に便利なマウスウォッシュの紹介です。
「餃子大好き。焼肉大好き。アヒージョ大好き。イエーイ!」しかし、その後に人と会うこともありますよね?
自宅で食事をしていても、宅配の人が来るかもしれないし、外食後には電車で帰らなければならないことも。
遅い時間の飲み会でも、翌日の仕事が気になるところです。
そんな時に便利なのが、普段の歯磨き後にも使える爽快感抜群のマウスウォッシュです。
避難生活時には、お口や歯から病気になるケースが多いという資料もあります。
お口の中を清潔に保つことは、エチケットだけでなく、健康面でも非常に重要です。
アイマスク&耳栓
JANコード:4521006044127
「眠たい時に寝れない」って本当にストレスですよね。
我が家の旦那のイビキがすごいのです。
その度に目が覚め、息子も起きて「パパ!がぁーがぁー言わないで!」と怒っています。
そんな時、耳栓があればストレスが緩和され、気にせず眠れます。耳栓万歳。
そして、眠る上で明るさも非常に重要です。
どの程度の明るさが心地よいかは個人差があります。
私や息子は真っ暗にすると怖いですが、明るすぎると眠れないので、豆電球くらいの明るさが丁度良いです。
もし避難生活をすることになれば、照明の明るさは一定ですし、音が気になって寝付けないことも多いでしょう。(どんな状況でも眠れる旦那は、正直うらやましいです。)
しかし、実家へ帰省したり、旅行へ出かけたりして環境が変わると全く眠れず、翌日げっそりする私。
そんな私にとって、アイマスクや耳栓は快適な眠りをサポートする強い味方です。
ノンアルコールウェットティッシュ
JANコード:4906327040377
ウェットティッシュは何かと便利で、コンビニやファーストフード店でもらって使っていました。
しかし、子供が生まれてからその有用性にさらに気づきました。
お手拭きやお尻拭きとしての便利さは想像以上で、オムツ替え時や食事の合間、食べ終わった後にも欠かせません。
手や口の周り、テーブル、床などがカオス状態になるたびに役立ちます。
また、公園で泥だらけになった時や、外出先で手が洗えない時にも便利です。
疲れて眠りにつく前にお風呂に入れない時にも、ウェットティッシュは大活躍です。
ただ、時間が経つと乾燥してしまうのが難点です。
しかし、この商品は最初から蓋がついているので安心です。
蓋だけの別売り商品もありますが、両面テープで貼り付けるタイプは耐久性に難があります(経験済み)。
そのため、使用頻度が低い場合は最初から蓋付きのものが使いやすいかもしれません。
また、アルコールフリーなので、肌の弱い方や子供にも安心して使えます。
ダイヤルロック
JANコード:4573150331295
旅行やお出かけ先で、自分の荷物や自転車の安全が気になったことはありませんか?
バッグのように常に持ち歩けない場合、少し目を離すだけで不安になることがあります。
そんな時に安心なのがワイヤータイプのダイヤルロックです。
もし避難生活を送ることになったら、プライバシーの確保や防犯対策は重要です。
悲しいことに、非常時にこそ悪意のある人々が狙ってくることがあります。
そんな状況で大切な荷物を盗まれないようにするために、防犯対策をしっかりと行いましょう。
家の中でいざという時に守ってくれるアイテム
家具転倒防止パッド
JANコード:4986614214803
避難時や避難生活の準備も重要ですが、家の中での被害を最小限に抑えることも不可欠です。
私は子供の頃、阪神淡路大震災を経験し、本棚の本が飛び出し、食器棚の食器が割れるという恐ろしい体験をしました。
それ以来、家具の転倒防止や高い場所に物を置く際には非常に気を使っています。
ガラス破り防止フィルム
JANコード:4986614206075
私が住んでいる街でも昨年、屋根が飛ばされ、停電する台風が直撃しました。
近くのマンションに住む友人は、バルコニーの非常用扉が壊れ、隣家に丸見えになってしまったと嘆いていました。
また、別の知人はエアコンの室外機が窓に飛んできて、窓ガラスが割れたそうです。
そんなことがあるのかと驚きましたが、災害の力は侮れません。
日常の防犯対策だけでなく、台風などの災害に備えて窓ガラスにフィルムを貼るのは重要です。
さらに、地震による家具の転倒に備えて、食器棚やガラスのショーケースにフィルムを貼るのも良いですね。
このように、普段から使えて、いざという時に役立つアイテムや災害時に身を守ってくれるアイテムが100均にも豊富にあります。
キャンドゥにもたくさん揃っているので、ぜひ訪れてあなたの家庭でも役立つアイテムを見つけてみてください。
防災グッズの基本リストは100均アイテムでほぼ揃う!
日常でも使え、非常時にも役立つアイテムが100均で手に入ることが分かりました。
でも、基本的に何を揃えれば良いのでしょうか?
万が一の事態を具体的に想像しにくい方のために、『防災グッズの基本リスト』についてお伝えします。
既に知っている方は復習を兼ねて、まだ準備ができていない方はぜひこの機会に見直してみてください。
基本リスト
多くの自治体のホームページで、防災のページに非常用持ち出し品リストの例が掲載されています。
- 貴重品
- 現金(公衆電話用に10円玉も)
- 飲料水・非常食
- 缶入り乾パン
- 飲料水(500mlペットボトル)
- 救急袋
- 毛抜き
- 消毒薬
- ガーゼ(減菌)
- 包帯
- 脱脂綿
- ばんそうこう
- 三角巾
- マスク
- 常備薬・持病薬など
- 情報・照明
- 携帯ラジオ
- 懐中電灯(できれば一人に一つ)
- ローソク
- 生活用品
- ライター
- 十徳ナイフ
- 軍手・手袋
- ロープ
- 簡易トイレ
- トイレットペーパー
- レジャーシート
- サバイバルブランケット
- タオル
- ウェットティッシュ
- ポリ袋
- 筆記用具
- 油性マジック(太)
- 布製ガムテープ
- 生理用品
- ラップ(止血・食器覆い用)
詳しくは自治体のホームページをご覧ください。
お住まいの地域の防災関連ページには、必要なものが記載されていると思います。
ぜひ、お住まいの地域の防災ページのリストを参考に、準備を進めてくださいね。
いつもどこでも日常的に使うバッグ
災害は、台風のように事前に分かるものもあれば、地震のように予期できないものもあります。
それが発生するのは、必ずしも家にいる時とは限りません。
勤務中や買い物中、お出かけ中にも起こり得ます。
そんな時、『いつも持ち歩いている鞄の中身』が非常に重要です。
あなたの鞄の中には何が入っていますか?
私は荷物を減らしたいので、できるだけ少ない持ち物で揃えていました。
しかし、地震大国日本に住んでいると、台風や豪雨、猛暑などの災害も多く、いつ避難指示が出てもおかしくありません。
子供が生まれる前は、スマホと財布だけだった私のバッグですが、出産後は万が一に備えて見直すようになりました。
日常的に使うバッグの中身一覧
- タオル
- エコバッグ(防水)
- ウェットティッシュ
- 除菌スプレー
- スマホ
- 財布
- 持ち運べるモバイルバッテリー
- オムツ
- 救急袋(絆創膏、カイロ、ガーゼ、常備薬、ワセリン)
これらのアイテムの多くは100均で揃います。
非常に助かりますよね。
災害時だけでなく、外出時に怪我をしたり体調が悪くなったりした時にも役立ちます。
特にスマホのバッテリーが切れると、情報確認や連絡手段が絶たれて困りますよね。
スマホと充電器のセットは、現代の必需品だと感じています。
もしも一時的な避難に備えた非常用持ち出しリュック
外出先で緊急事態が発生した場合は、先ほど紹介したバッグを携帯して避難できますが、家にいる場合はどうでしょうか?
もう少し多くのものを持ち出したいですよね。
私も市のホームページを参考にしながら準備しました。
いわゆる『非常用持ち出しリュック』というものです。
もちろん、最初からセットになっているものも販売されています。
一つ一つ揃えるのが面倒な方は、完成品を購入することで一応の安心感を得られるかもしれません。
しかし、緊急時に初めて使うものばかりでうまく対応できるかどうかは別の問題です。
お手頃価格の100均グッズを活用し、自分で揃えた防災リュックの方が、いざという時に役立つと私は信じています。
シンプルなものでもアイディア次第で多用途に使えますからね。
地震だけでなく、台風や豪雨、建物の倒壊、さらに真冬や真夏、真夜中の避難も想定して準備しましょう。
一時的な避難であっても、命を守るために必要なものはできる限り揃えておきたいですね。
非常用持ち出しリュックの中身一覧
- ライター・チャッカマン
- マスク
- ハンカチ
- 軍手・手袋
- ロープ
- ヘアゴム
- 簡易トイレ
- ウェットティッシュ
- トイレットペーパー
- レジャーシート
- ラップ
- 消臭袋
- 油性マジック
- 布製ガムテープ
- 歯磨きシート
- 使い捨てカイロ
- トイレットペーパー
- 万能ナイフ
- レインポンチョ
- 新聞紙
- バスタオル
- コンタクト
- ホホバオイル
- 水のいらないシャンプー
- オムツ
- 生理用品
我が家の非常用持ち出しリュックには、上記のアイテムが入っています。
これらのアイテムのほとんどが100均で揃うのは本当に助かります。
一時的な避難には、『日常的に使うバッグ』と『非常用持ち出しリュック』の2つを持ち出します。
書き出すとアイテムの数が多く見えますが、かさばる物は圧縮して収納できるのでコンパクトにまとまりますよ。
アイテムの具体的な使用方法
以下に、いくつかのアイテムの具体的な使用方法を紹介します。
手袋・軍手
防寒対策はもちろん、割れた物の処理やロープを引っ張る際の滑り止めとしても役立ちます。
ヘアゴム
輪っか状のものよりも、長いままのものが便利です。
必要な長さにカットして髪を束ねたり、止血、袋を縛るなど多用途に使えます。
輪ゴムは髪の毛には向きませんが、ヘアゴムは用途の幅や強度的にも優れています。
ウェットティッシュ
水が使えない状況で大活躍します。
手だけでなく、口周りや顔、体全体に使えるものがあると便利です。
ティッシュ代わりや赤ちゃんのおしり拭きにも使えます。
ラップ
お皿を洗えない時に敷いて使えば衛生的です。
袋代わりや止血にも役立ちます。
布製ガムテープ
テープとしての役割はもちろん、油性マジックでメモを書いて貼ることもできます。
雨の中でもメッセージを残せるので安心です。
また、ガムテープの芯はペン立てやコップホルダーとしても使えます。
使い捨てカイロ
寒い時や腹痛、頭痛、腰痛などの痛みを和らげるために役立ちます。
過去の震災では、カイロでレトルトのベビーフードを温めた例もありました。
お湯や電子レンジが使えない時に少しでも温められると助かります。
新聞紙
シートや目隠しとして、箱を作ったり、包み紙にしたりと用途が多岐にわたります。
新聞紙は必ずリュックに入れておきたいアイテムです。
万が一長期的な避難に備えた安心ストック
避難生活用ストック一覧
- ウォーターバッグ
- アウトドア用のお皿
- アウトドア用のコップ
- 使い捨てカトラリー
- 重曹
- クエン酸
- ミョウバン
- スプレー容器
- アロマオイル
- 食料
- 飲料
- 着替え
- エアマット
- エア枕
- カセットコンロ
これらも『日常的に使うバッグ』『非常用持ち出しリュック』と同様、太字で記載したものはすべて100均で揃います。
防災グッズがほとんど100均で入手できることがわかると思います。
長期的な避難生活を想定した場合、避難所での生活と自宅での避難が考えられます。
いずれの場合も、水や食料の確保、衛生面の維持、そしてストレスを軽減する環境作りが重要です。
また、断水や停電が長引く可能性もあるため、ライフラインの遮断に備えた準備も必要です。
アイテムの補足
アウトドア用のお皿・コップ
これらは薄くて丈夫、スタッキングしやすく割れないものが多く、非常時にも非常に便利です。
ラップを敷いて使えば洗わずに済み、お椀型やフラットタイプなど、いくつか揃えておくのも良いでしょう。
重曹・クエン酸・ミョウバン
普段からナチュラルクリーニングに使っているこれらのアイテムは、非常時にも少量用意しておくと便利です。
洗濯機が使えなくても部分洗いに使えますし、汚れた場所の清掃や消臭にも役立ちます。
アロマオイル
長期の避難生活で心配なのは、ストレスによる体調不良や病気です。
過去の震災の体験談でもよく聞かれます。
避難生活が長引くほど、『必要と思われないようなもの』が喜ばれることもあります。
以前読んだ本では、避難生活をしているおばあちゃんたちが真っ赤な口紅を塗って元気になったと書かれていました。
また、子供たちはおもちゃや遊び道具で元気を取り戻しますよね。
私は日頃から香りでリラックスすることが多いので、ラベンダーのアロマオイルをリュックに入れています。
ポケットに入る小さいサイズなのでとても便利です。
同じように、エアマットやエア枕もリラックスして眠るために必要なので準備しています。
あなたも『これでストレスが軽減できる』というものをリュックに入れておいてくださいね。
防災グッズは100均を賢く活用!ママや女性目線で考えてみた
災害時や避難時、女性や子供特有の悩みや気をつけるべきポイントがありますよね。
以下にまとめましたので、防災グッズを準備する際の参考にしてください。
女性ならではの『必需品』や『あったらいいもの』
避難生活でもプライバシーが守られるような環境が年々整ってきていますが、避難所が開設されてすぐにその態勢が整うわけではありません。
例えば西日本豪雨の避難生活初期には、「トイレやカーテンの裏で着替えていた」という声もありました。
着替えや洗濯物を干す際に目隠しがないと困りますし、ゴミもなるべく見られたくないものです。
さらに、ストレスやショックによるホルモンバランスの乱れで突然生理が来ることもあります。
避難所では盗難や性被害などの犯罪も多く発生する悲しい現実があります。
自分の荷物や身体をしっかり守るために、目隠しになる布や生理用品、生理に関わる薬などを備えておくことが重要です。
小さな子供を守るために
赤ちゃんや小さな子供がいる場合、災害時の不安は一層大きくなります。
私も3歳の息子がいるため、妊娠中から出産後、現在に至るまで、その時々で避難を想定して荷物や避難経路を見直しました。
災害を考えるだけでも不安ですが、自分と子供を守るために具体的に想定して準備することが大切です。
非常用持ち出しリュックを背負った状態で子供を連れて走れるか、家の中で何度も練習しました。
息子はもうしっかり歩ける年齢なので、近くの避難場所まで一緒に散歩しながら行ってみるのも良いでしょう。
また、子供と避難所で生活する場合、お気に入りのおもちゃなども持っていくことを考えています。
子供は思った以上にストレスに敏感で、日常の変化に大きな影響を受けやすいです。
家庭での災害対策
家庭内の防災対策も忘れてはいけません。
特に、か弱い女性や小さな子供、ご年配の方がいる場合は注意が必要です。
「落ちてきたら危ないものを高いところに置いていないか」「地震で倒れてきそうなものはないか」「台風の時に飛ばされそうなものはないか」など、家の中やベランダ、庭やガレージを見渡して確認しましょう。
家具の転倒防止や窓ガラスの破損防止など、日頃からできる防災対策をしておくことが大切です。
防災グッズは100均を取り入れてオンリーワンのリストを作ろう
ここまで基本的な防災グッズや我が家の場合をお伝えしましたが、大切なのはあなただけのリストを作ることです。
基本のリストから足したり引いたりしてみよう
基本のリストはあくまで目安です。
各家庭によって、必要なものは違います。
実際に紙に書き出したり、物を揃えて並べたりしながら、いざという時を想定してみましょう。
自分や家族の体質を考えたり、必要な薬やメガネなど替えが効かないものを準備しましょう。
防災の日を設けて実際に体感してみよう
実は、日本では毎年9月1日が『防災の日』として制定されています。
「国民が、台風や高潮、津波や地震等の災害について認識を深め、対処する心構えを準備する」ために定められた日です。
過去の大きな災害があった日なども、防災について見直す良い機会です。
防災グッズの中身は、子供の成長によって服やオムツのサイズも変わりますし、大人も季節によって必要な衣類が変わります。
重い荷物を背負って避難するのは大変ですから、定期的に見直して本当に使えるものだけを準備しておきましょう。
少なくとも年に2回、できればワンシーズンに1回は『リュックの中身』と『ストック類』をチェックしましょう。
また、実際に避難所までの経路を歩いて確認することも大切です。
家庭で避難生活を想定し、電気なしで一晩過ごすのも良いかもしれません。
キャンドルの灯りでカセットコンロや非常食を使って過ごす時間は、家にいながらキャンプ気分を味わえるかもしれません。
本当の非常事態ではないので、イベントのように楽しみながら体験することも大切です。
実際に体験することで新たな発見があり、本当に使えるものや必要なものに気付けます。
まとめ
- 100均のキャンドゥには、普段も非常時にも使える便利なアイテムが豊富に揃っている
- 100均のキャンドゥには、家庭での防災に役立つアイテムも揃っている
- 防災グッズの基本リストは住んでいる地域の防災ページを参考にすると良い
- 『日常的』『一時的』『長期的』の3ステップに分けた避難状況を想定して準備すると良い
- 防犯や体調の観点から、女性ならではの防災グッズも準備しておくと良い
- ストレスや環境の変化に弱い子供を守るためのアイテムも大切
- 避難準備だけでなく、家庭内の安全対策も重要
- 基本リストを元に、オンリーワンのリスト作りが大切
- 防災グッズを定期的に見直したり、避難生活を体験したりすることも重要
いかがでしたか?
災害は起きてほしくないですが、いざという時に備えて日頃からしっかり準備しておきたいですね。
防災グッズを考えることは、自分自身や家族の安心・安全を見直し、本当に必要なものを見つめ直すことでもあります。
ぜひこの機会に、今の時期に合った備えができているか確認してみてくださいね。
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